ちょっと短めの競馬レース回顧【プリンスオブウェールズＳ、マーメイドＳ、ユニコーンＳ編】

【プリンスオブウェールズＳ】

ロードノースの目隠しがちゃんと外れていたら……というのはさておき、シャフリヤールが負けるならばこうだよな、という帰結だった。良馬場とは言え、タフなコース形態に耐えうるバックボーンには乏しかったと感じる。シャフリヤールの海外挑戦はワクワクするだけに、最適な場所を探して欲しい。かつ、現地直行の是非も問われるべきである

【マーメイドＳ】

ウインマイティーは盲点だった。このレースに強いステゴ系なのに！　月１のペースで順調にレースを使えていたのも大きかったか。今年は斤量を背負う組が強かったレース。マリアエレーナの小回り適性は高く、ソフトフルートの勿体なさは相変わらず。◎ステイブルアスクは軽斤量なのでもっと積極的な競馬ができると思ったが……

【ユニコーンＳ】

去年みたいに、短距離指向が強まったらどうしよう？　と思ったら、本当にその通りになってしまった。セキフウもバトルクライもマイル未満の距離で勝ち星を挙げている。この傾向を来年も信じたい……のだが、ペイシャエスはそれに該当せず。これはＪＤＤもイケるクチでは？　◎ヴァルツァーシャルはスタートの煽りも内有利な馬場にも諦めずによく伸びたので、悔い無し