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ちょっと短めの競馬レース回顧【菊花賞、富士S編】

【富士S】

マイルチャンピオンシップの前哨戦としては、実に質が高い。絵に描いたような外差し決着になったが、追い出しは他の2頭よりもワンテンポ遅らせたが、しっかりと抜ききったセリフォス。良い競馬ができているが、斤量に恵まれた点は留意したい。ソウルラッシュ、ダノンスコーピオンは次を見据えての仕上げ。それ以降との差は非常に大きい印象

【菊花賞】

阪神の内回りで直線一気は厳しい。でも、マクリを決めて持続力勝負に持ち込めば……という理由で、◎ディナースタにしたのだが、まさかの前方ポツン。僕が求めていたのは、ボルドグフーシュのような展開なのですが……。そもそも、木曽川特別を勝ったアーティットが登録してない時点から、僕の菊花賞予想は混迷していた…という言い訳をしつつ、今日の回顧へ。
○アスクビクターモアの「意地」を見た。まずはこの一言に尽きるだろう。厳しいダービーの後だと、余力が残っていないのでは? という不安を一蹴する強い競馬だった。徐々に長距離適性を身につけたディープインパクトと、重厚な欧州血統の母の血。「阪神の長距離血統」という良いサンプルがまた一つ増えた。
神戸新聞杯組の評価は低く見積もっていた。ジャスティンパレスは楽に勝ちすぎていたし、ボルドグフーシュの末脚は過剰評価だと。その2頭がここまで見事なレースを見せたのだから、お手上げである。去年と同じく、ロベルトの血を持つ馬が馬券圏内に入る。やはりパワーが求められる舞台では必須なのだろう。
僕が地方競馬の産湯に浸かったとき、活躍していたのがナターレだった。▲ガイアフォースは応援したくなる1頭である。ただ、どちらかというと中距離向きであり、かつ平坦向きのキャラクターだったということだろう。母父クロフネ、そして母母父ダンスインザダークの限界というのも、ここに記録しておきたいと思う


どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)