見出し画像

ちょっと短めの競馬レース回顧【天皇賞(春)、青葉賞編】

【青葉賞】

質の高い青葉賞だったのでは。スキルヴィングは頭を取るほどのロマンは薄いが、馬券には入れておきたいところ。秋冬の重賞も楽しみな存在。紆余曲折があったハーツコンチェルトも、なんとかダービーには間に合った。ティムールは常に良い脚を使うが、上位2頭との差は大きかった

【天皇賞(春)】

先行した馬の行った行ったで決まる退屈な天皇賞(春)が終わり、常識では考えられないことが発生する恐怖の天皇賞(春)が帰ってきた……と言うべきか。とにかく、◎タイトルホルダーの競走中止はショッキングだった。調教や返し馬の段階で異変を指摘する有識者も多かったが、やはり「なめられている時ほどよく走る」のが本質なのだろう。捲土重来を祈るのみだ。

対する〇ジャスティンパレスの立ち回り方については、「京都の春天のお手本」というべき見事さだった。前に位置をとり、内側でじっくり脚を溜める。ディープボンドをマークし続けたルメール騎手の手腕もお見事。勝ち切る強さがこの馬の魅力なだけに、やはり単勝は抑え続けなければ……

ディープボンドはまたしても2着。馬のキャラクターが変わりつつある中では、京都開催がプラスに働いたか。とにかく、もうひと押しが足りない。シルヴァーソニックは3着で昨年のリベンジ。ステイゴールドやトニービンはこのレースの穴血統。だが、ステイヤーズS勝者が春天で馬券になるというのは異例のこと。そこは読めなかった。馬なりに走るボルドグフーシュについては、長距離だとこれくらいの実力ということ。アスクビクターモアは持ち味だせず、心配な負け方が続く。

最後に穴馬についても少しだけ。横山家で最先着したのがマテンロウレオ。参観か? と少し心配したが、杞憂に終わった。馬券には絡めなかったが、騎乗自体に不備はない。もう1頭がヒュミドール。これは3~4コーナーのトラブルに巻き込まれ、減速したのが全て。「京都と福島はコース形態が似ているので、連動して好走する」という格言にしたがい、抑えていたのだが……。ここでもまた、競馬の難しさを痛感するばかりだった


どうもです。このサポートの力を僕の馬券術でウン倍にしてやるぜ(してやるとは言っていない)