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タブー

タブーというと何を思い浮かべるでしょうか?
会社のタブー、恋人同士でのタブー、ママ友内でのタブー

けっこう日本内タブーって、外国人からみると???
ってことが多いようで。

日本の常識は世界の非常識、世界の常識は日本の非常識
といっても大げさではないほど、「不思議の国ニッポン」であるというのは
日本人自身はもしかしたら自覚していない人もいるかもしれません。

以前も触れたかと思いますが、人の前で靴を脱ぐのは、下着になるのと
同じぐらい恥ずかしい
、という欧米の常識的感覚があるのですが
旅館内で浴衣でフラフラするのも、あれは欧米人からみると
バスローブのままホテルのロビーにいるのと同じ感覚らしく(OH MY!!!てなるらしい)。

温泉文化の日本も、なかなか不思議らしく、なぜ知らない人同士で
裸で同じ場所にいられるの???
と、思うそうで。最近は、すっぱだかいぇい!!って、面白がって
裸文化を楽しむ外国人もいたりするようですが、外国にある温泉などでは
外でも中でも水着を着て入っていますよね。

日本の温泉で水着なんか着てたら、それこそ、はぁ?って思われちゃいます。外国人は人前で裸になるのは、同性でも恥ずかしいそうです。

外国人といっても、欧米、中南米、南アジア、北アジア、中近東(ざっくりと分類)でも感覚や常識は違いますし、宗教ってものが絡んでくると、また違う。

この宗教も日本ではここ数十年で、そもそもの定義が変わってきてしまった感は否めません。新興宗教が世間を賑わせたせいでしょうか。宗教=うさんくさい。であるから、日本人にあなたの宗教は?と尋ねたら、無宗教と答える人が多いかもしれません。

外国人は日本人が仏教徒だと思っている人もおりますが、実際、日本人で毎週お寺にいってる人って、そうそういないと思います。でも、中南米やフィリピンはカトリックですから(中南米90%以上、フィリピン80%以上)、日本にいる彼らも、毎週日曜日には家族でミサに行く人が多いですね。まあ、留学生なんかは、15年前に比べると、行かなくなってしまっている・・・と、家族持ちの中南米人は嘆いていましたが(英語の他にスペイン語のミサもあります)。

で、厳然と皆、自分の宗教がある、という人が、多くの外国人では一般的ですが、いきなり、自己紹介で私何教!って言うのは、御法度・・・タブーなのだそうです。※外国は初対面では政治と宗教の話はタブー
仲良くなってきて、お互いがわかってくるとまあ、明かしてもケンカにはなりませぬが。ちなみに職場の欧米人は仏教徒で、私がカトリック。

おもしろいなーーーー。お互い逆だよね。って。

彼らは、心が迷ったときや、つらいときは教会に行って神父に相談したり、友達、家族同士で悩みをシェアするのだそうです。君のそばにはいつもだれかいるから、と、励ましてくれます。あとは「告解」ってのをするんですが、これは長くなるので、また今度。

とにかく心のよりどころになっているし、道徳教育なども兼ねているので、聖書の一説を神父が解説してくれて、心の迷いがあれば、どうあるべきかを示してくれて、心をデトックスしましょう、っていう構図がしっかりとあるということです。

アメリカなどはやはり、日本同様、宗教色が薄くなってきているらしく、心が迷ったときはどうするかというと、カウンセラーの元を訪れるのが一般的なようです。

人間ですから、迷うこともあれば、心がずっきーんと痛くなることもあります。心が弱れば体も弱るし、病気になれば心細くなる・・・そんなときに、いつもそばにいて励ましてくれる家族やパートナーの存在は大きいのですが、相手もまた人間なので、いつも万全の状態とは限りません。

今のような、コロナショック状態だと、みんなが疲れてきますから、最初は励ましあっていたのに、どんどん心がささくれ立ってしまったり、ってこともあると思います。

けっこうおすすめなのは、偉人の言葉集めなど。哲学だとちょっと難しいんですが、それをかみ砕いた名言集などありますので、GWにご一読されることを、ちょっと推薦(WEBでもありますよ~)致します。

全く知らない人にこんなお勧めをするのはタブーかもしれませんが。


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