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デンマーク留学⑩ 手放すときを知ること

こんにちは、ryoです。
デンマークではいよいよ、最高気温が4度、夜は-1度になり、冬がひしひしと近づいてきているように感じます。

さて、そんな寒さも楽しみながら、今日はknow when to let them go 、 について紹介したいと思います。
直訳をすると、忘れるときを知るということでしょうか。

この言葉は個人同士で対立がおきたときにどう解決するかという授業で扱った概念の一つです。
今回は自戒の意味も込めながらそのことに関連して3つの概念について考えてみます。
 
Know when to let them goとは、もし2人の間で、何かしらの議論が起きている状況で、どちらも合意することができない場合や、その対立がどこにも向かわないと感じたときに、その対立から離れ、次に進むことを指します
 
2つ目の重要な概念は、Be willing to forgiveというもの。
それは、許そうとする意思をもつことです。
 
もし自分自身が許したくない、許せないと感じていたら、対立を解決することは困難になる。

解決策は、相手に罰を与えたいという衝動を手放すこと。

その衝動はあなたの損失や気持ちを安らがせるものではないし、私達の生活をさらに疲弊させて、傷を深めるだけと。
 
最後に、Make the relationship your priority、つまり相手との関係性を優先しようということ。

議論に勝つことよりも、関係性を維持し深めることを優先する。
相手の価値観や物の見方を尊重する。
 
簡単ではありますが、重要だと思った概念を3点
紹介しました。

授業を受けた当初は手放すことを知ることが自分にとっては印象に残っていました。なぜなら、過去の問題に執着してしまい、自分を苦しめていた時期があったからです。
 
ただ、時間を経て振り返ってみると、許そうとする意思を持って接することの重要性を実感しています
 
私の留学生活中は、些細な対立を数えると切りがありません(苦笑)
義務であるはずの掃除に仲間が来ない、個人用のシャンプーが勝手に使われる、使い終わった食器をそのまま廊下に置きっぱなしなどなど。

これらの問題に全てにイライラしているときりがありません。

ただ、自分がどう感じているかを素直にシェアすること、相手との関係性を優先して、許そうとする意思を持って対話することを大切にしたい。

改めて、そう感じました。

さて、今回はこの辺で。また来週!

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