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セカンドキャリアを始めました。〜退職後編〜

2019年秋に退職し、セカンドキャリアを選択することにしました。退職して半年が経った今、振り返ってみてやってきたこと、考え方の変化などを書こうと思います。

写真:フォトギャラリーから、高校生の時に撮ったという朝焼けの写真を選びました。ファーストキャリアに向けてワクワクしている感じ。

これまでの働き方

私は、新卒で入った会社から2回転職し、途切れずに15年間働き続けてきました。
直前の会社では、年間通して8時半出社〜20時半退社、有給は病欠を抜くと年4日消化、という状況。
帰って小一時間の休息で、洗濯と料理をして風呂に入って慌てて寝る生活。

土日に仕事が入ることは少なかったので、サークルや習い事、友達と飲みに行ったり、やりたいことを詰め込んで過ごしていましたが、一言で言うと「なかなか自分の人生が進まない」と感じていました。

毎日会社に12時間捧げてるけど、このまま歳をとって良いのか?
自分らしく働いている人たちを羨ましい気持ちで見ている自分
もう少し本気で、納得のいく時間の過ごし方があるんじゃないか。

とりあえず、じっくり考える時間をとって何がやりたいのか考える時間を持とう。

考えがまとまった時、プロジェクト終了のタイミングで退職することにしました。
次にやることははっきりとは決めていませんでした。
その理由は、収入が途切れないことを優先しすぎると本当にやりたい事が見えなくしまいそうだったからです。

まずは体を休めること。
やりたかったことや気になってたことを片っ端から片付けること。
全てやり切った時に、自分は何をやるのが楽しいのか、何に心惹かれるのかを改めて感じようと考えていました。 

一旦、リセット

退職前からつけていた、"仕事辞めたらしたいこと"リストを片付けることにしました。

行ってみたかった店に平日ランチを食べにいく
平日休みの友達とゆっくり会う
料理をこだわって作る
体験したかったことに参加
見たかった映画をレンタル
実家に毎月帰る、料理を習慣づける
部屋の模様替え、大掃除
居心地の良いカフェ、コワーキングスペースを見つける

全部で100個くらい。くだらない事も、とにかくやってみて片付けていきました。

将来の仕事に繋がるかは意識しませんでしたが、自分がしたかったこと、気になっていたことを片付けて想いを成仏させる感じ。心に引っかかっている、時間があればなあ、という気持ちを絞りきるつもりでした。

最初の1ヶ月は、事務的な用事が多かったです。健康保険、年金の切り替え、確定拠出年金の移し替え、失業保険の申請とか。

平日休みだった友達と久しぶりに連絡をとって、近況を聞いたり話したり。
コーチングに興味があることを伝えたら、仕事にしてる人を紹介してもらい、翌週には会うことになりました。興味のあることにすぐ動けるのも、時間の自由がある素晴らしさだなと。

趣味の楽器にも思う存分時間をかけました。そんなに練習漬けにはならなかったけど、自分のペースで。ずっと出たかった全国のジャズフェスにもエントリーして、この半年で3回に参加できました。

並行して、コーチングのモニターを受け始めました。クライアントの相談を聞いて、一緒に考えを整理して。その方がハッと気づいた瞬間を見るのがすごく楽しくて、誰かの役に立てることは自分の喜びの一つだなと、確信を持てるようになりました。

プログラミングは2ヶ月くらい全く触りませんでした。せっかくやってたのにやめるのは勿体無い、という気持ちを引き剥がすため。自然にやりたくなったらやろうと、一旦手放しました。
そうしたら、ちょうどSNSで回ってきた記事で 42Tokyo というスクールができると知り、迷わずにエントリーすることにしました。
仕事とは離れて、楽しみながらプログラミングに関わりたいと思えたのは良かったです。

新しい教育のカタチ(42Tokyoの入学試験Piscineを受けて) - 和楽ブログ

自分らしさの三本柱

3ヶ月ほどかけて、やりたかったことを片付け、自分が何をして過ごしたら納得がいくか、向き合いました。

そこで気づいたことは、
急に天職が閃いたり、降ってくることは無い。ということでした。

今までの人生で惹かれて続けていたことはあるけど、
好きなことが本当に仕事になるのか?とか
資格や飛び抜けたスキルがあるわけでないのに仕事にできるのか?とか
自分を疑う気持ち、世間体や常識を気にしてできないと思い込んでいること。

本当にできない、と心底確信していたら可能性すら感じないけど、
これをやらないと気が済まない気持ちを感じてしまったなら、
それはやるしか一生納得できない。

ずっと趣味で続けてきた楽器と音楽に関すること、
カウンセリングで人をスムーズな状態に戻して発揮してもらうコーチング、
いろいろな可能性を持つプログラミング。

3ヶ月の探求の末、この三つを柱に仕事をしていくと決意しました。

半年が経って

コーチングのお客さんも定期的に受けたり、アドリブ練習の支援になるアプリを考えたり、自分の独特な視点で誰かの役立つことがないか、日々考えて、試しています。

自分の経験や、考えていること、の発信に、このブログも書き続けています。

 また、進展があれば記事を書こうと思います。

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