パーソナルトレーナーに慣れてきて、だんだんと将来どうすればいいのか不安になってきたあなたへ。
昨日こんなポストをした。
公務員からパーソナルトレーナーに転職した時は、正直勢いもあって「どうにかなるだろ!」と思ってこの世界に飛び込んだ。
トレーナーになりたての頃は、憧れの仕事に自分が就けていることへの満足感と、セッション自体の面白さで本当に充実していた。
でも、2年目、3年目と年数を経るごとに「このままで良いのかな?」っていう想いがどんどん強くなってきたんだよね。
まだ公務員だった頃。
パーソナルトレーナーに転職することを考え始めたときには、将来的には独立して自分のジムを持ちたいと漠然と考えていた。
やっぱり、男たるもの一国一城の主に憧れがあるでしょ?
そのためにもまず現場で経験を積むことが必要だと思って、パーソナルジムに雇ってもらい働き始めた。
でも働いているうちに、日々の忙しさでそんなこと忘れていったんだ。
2年目にジムの中で売上No1になって、店長にも昇進して、任せられることもどんどん増えていったからね。
「ここで頑張ることが自分にとって良いことなんだ」
って自分に言い聞かせてた。
自分のことじゃなくて、会社のこと、周りのことを最優先にして生きていた。
そんな自分が評価してもらえることも素直に嬉しかった。
でも、ある時思い出したんだよね。
俺は個人で生きていきたかったんじゃなかったっけ?
心の奥底の本当の自分が叫び続けてた。
「お前が本当にやりたかったことってそれじゃないでしょ?」
そんなアンバランスな心の状態で働いているうちに、心と体のバランスが崩れてしまったんだ。
たぶん、本当の自分と向き合わなくていいように、忙しくしまくってたんだね。
それがきっかけで3ヶ月間、仕事を緩めて自分と向き合ってみた。
家族とゆっくり過ごす時間。
自分一人でゆっくりする時間。
コーチと話す時間。
そんな時間を過ごす中で結論が出た。
自分が本当に生きたい生き方をするためには、この場所を離れなきゃいけない。
怖いけど、上手くいくか分からないけど、ここにいても自分の本当に求めてる生き方に繋がることはないことだけは確かだ。
それで僕は会社員を辞めてフリーランスになった。
これが正解だとか、みんなそうした方が良いとかは全く思わない。
人ぞれぞれ大事にしたいことの優先順位は違うからね。
でも、僕が僕らしく生きるためには、フリーランスになる必要があった。
だから、会社員を辞めるという決断をした。
もし、この記事を読んでいる人たちの中で今の環境に疑問がある人がいるとしたら。
そこから離れてみるっていうのも一つの選択肢だと思うよ。
大丈夫。
命を取られるわけじゃないから。
選択肢って意外とたくさんあるんだよ。
でも、選択肢があるってことに気付くこと自体が難しいよね。
僕も日常の生活の中だけじゃ色んな生き方があるって気付けなかったからね。
だから、自分と全然違う環境にいる人と話すことって大事だと思う。
僕の場合は、トレーナーとしての師匠やコーチ、普段の生活の中で出会わない人たちと話したことで、進むべき道が見つかった。
今自分がいる環境の外側に飛び出してみよう。
きっとその先に本当の自分が求める道が見つかるから。
3年前の自分へ。
俺は今、お前が全てだと思ってる会社を辞めてフリーランスになってるぞ。
頑張り屋さんなのは良いんだけどほどほどにしとかないと病気になるから気をつけろよ。
今は毎日を一生懸命に生きることにいっぱいいっぱいかもしれないけど、その先にお前が求めているものは見つかるから、まあ安心して生きろ。
今の環境で一緒にいる人たちとの時間を楽しんどけよー。
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