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#54 "ユーモア力"と"しなやかさ"

ユーモアとは、すごいものだ。

非常につらい状況の時に、最後に踏ん張れるのはユーモアのある人だという。
体力のある人より、ユーモアのある人の方が精神的に強いのだそうだ。

そういわれても、ユーモアというのは一種の才能のようなもので、つらい時にユーモア力を発揮するのはそう簡単ではない。
窮地に陥った時にユーモアがそれを救ってくれるということは納得しても、そのユーモアがスラリと出てくる人は少ないのだ。

笑いヨガではユーモアによる笑いを「条件付きの笑い」と呼ぶ。

ユーモアによる笑いは、個人の知的な能力やその時の気分、幸福度や人生における満足度によって異なるというのだ。

しかし、条件付けがなくても笑うことはできる。

ユーモアを理解する能力がまだ備わらない幼い子どもでも笑っている。
人間が、生まれ持っている「遊び心」と「喜びを感じる力」で笑っているのというのが、笑いヨガの考え方だ。

楽しく笑う能力を失ってしまった大人でも、抑制心を取り除くことで、笑いがあふれ出るというのも笑いヨガの考え方である。

抑制心とは、溝を詰まらせる砂利のようなものだという。
それを取り除くとまた水は流れだす。

「笑いヨガは、詰まったものを洗い流す役割を果たす」
「笑うのにユーモアは必要ないが、笑っているうちにユーモア心が身についてくる」

【出典】『笑いヨガ -笑うのに理由はいらない-』Dr.M.Kataria
(日本笑いヨガ協会発行/販売終了)

これは、本当だ。
笑いヨガは、大人のごっこ遊びのようなもの。だから、これをやると、子どものような無邪気さが出てくる。

すると、ウソみたいな話だが、無邪気さが、遊び心を引き出し、クリエイティブになってくるのだ。

だから、ユーモアの力が増してくるのだろう。

ユーモアがあるから笑いに囲まれて暮らせる。

笑っているうちにユーモア力が増すのだとしたら、とりあえず笑う。

まずは、試して欲しい!

笑いヨガは、ユーモア力を上げる、強力なツールとなるのだ。
そして、しなやかに過ごしていこう!

自分はユーモアがないと思う人ほど試していただきたい。

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まぐまぐ「心と身体に効く笑いヨガの力」
Vol.149 “ユーモア力”(2012.5.15)

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笑う習慣を身につけると毎日楽しい発見が増えるハズ!
それも健康体操としてやってみる方法なんです!!
▼▼▼ しっかり学んで笑いの効用実感するなら ▼▼▼