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アドラー心理学/臨床心理学

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アドラー心理学についての記事。学びや考えたこと等。
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2023年4月の記事一覧

真のアドレリアン:アドレリアンの分類

前回からの続きで、本論文内容の紹介はこの記事で最後となります。 真のアドレリアン アドレ…

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その他:アドレリアンの分類

前回の記事からの続きです。 隠れアドレリアンⅡ 以下が特徴です。 ・アドラー心理学に基づ…

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『アドレリアンⅢ』:アドレリアンの分類

前回からの続きです。 アドレリアンⅢ 以下が特徴とされます。 アドレリアンと自認している…

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『隠れアドレリアンⅠ』:アドレリアンの分類

前回からの続きです。 元々の英語は『Crypto-Adlerian』で、cryptoはギリシャ語に由来してお…

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『アドレリアンⅡ』:アドレリアンの分類

引き続き、アドレリアンの分類について。今回は『アドレリアンⅡ』です。 ▼最初の記事はこち…

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『アドラーの友人』:アドレリアンの分類

前回の記事から、順にアドレリアンの分類について書いています。 今回は「アドラーの友人」と…

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アドレリアンであるかどうかの判断基準

先日から取り上げている翻訳論文について、『アドレリアン』の購読者も少ないので少しずつ内容をここで解説していきたいと思います。全文は雑誌をご覧ください。 アドレリアンというオリエンテーション 臨床心理学において、ある特定の理論を根拠にして活動する際、その元となる理論を「オリエンテーション」と言います。アドラー心理学をオリエンテーションにしている人のことを通例、アドレリアンと呼び、フロイト派ならフロイディアン、ユング派ならユンギアン、ロジャース派ならロジャリアンと呼びます。と

翻訳論文タイトルの日本語について

昨日の記事、翻訳論文についてもう少し。 元々のタイトルは「To be or Not to be Adlerian」…

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『アドレリアンであるべきか否か』

以前、北米アドラー心理学会(NASAP)が発行している『INDIVIDUAL PSYCHOLOGY』に掲載されてい…

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共同体感覚の例

文章を書く練習のためできるだけ更新頻度を維持していきたいと思っていますが、ネタがないので…

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競合的関係に気づくこと

アドラー心理学において、競合的な対人関係は全て誤りと考えます。 心が常に移ろうものである…

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カウンセリング内の『飛躍』について

少し前の相愛大学公開講座にて、名越先生が野田俊作先生のカウンセリングについて語られていた…

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『アドレリアン』に掲載されても

2023年2月に発行された、日本アドラー心理学会の学会誌『アドレリアン』は100号目を迎え、幸い…

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カウンセリングと占いの違い

臨床心理士界隈では「占い」という言葉は得てして皮肉の言葉として使用されることが多いですが、私はどちらが上でも下でもないと考えています。現に、信用できる占い師さんもいるし、師匠のもとには占い師さんも来ておられ、中には社会的に成功を収めている方もいます。 ただ、臨床心理士が行うカウンセリングや心理療法、あるいは心理的支援と占いはやはり明確に異なります。占いも心理的な支援につながっている場合もあるかと思いますが、問題は内容や方法論だけではなく、手続きにあると考えられます。 明確