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2024.4.11:受け手として

とてもスッキリした気分で目覚めた。
やっぱり泣いたり書いたり、毒を出すことは生き抜くために必要だ。

用事まで時間があったので、銀座で展示会を梯子する。

芸術に触れる機会に恵まれていたので、私は美術、特に現代アートが好きだ。ただ、日常にあるものだったので向上心を持って向き合ったことがなかった。故に、好きなだけで知識が乏しい。

今まではそれはそれで一興と思っていたけど、ここ最近はある程度の知識は持つべきだという心持ちになってき いる。

作品と向き合うとき、ある程度知識がないと作り手の意図や作品の魅力を満足に受け取ることができない気がする。それって、すごく失礼なことでないか?
向き合うとは、受け取り、咀嚼して、言葉にする一連の流れだ。その過程を丹念にすることが作品に対する敬意だと思うのだ。

資生堂ギャラリーにて
野村さんの作品観ていると地元の夏の川を思い出す
ggg(銀座グラフィックギャラリー)にて
街路樹が春の日差しに透けて綺麗だった


用事を済ませて、神保町の「ラドリオ」へ。
高校時代の友人と会う。写真や文通だけしていて直接話すのは初めてだった。趣味が似ているし、SNSを通して各々の特性を理解しているので、初対面特有の緊張感はなかった。実際の人物と文章で全然印象が違う。だから表現物って面白いよね。

銀座は特に光が美しい街だった。
夜桜
東京は春が似合う

いろんな意見があるが、私は東京はいい街だと思う。

都会だけど、街ごとに、異なる文化や趣がある。それは、膨大な歴史や自然の中で先人たちが積み重ねてきたものが一種の作品になっていると取れた。

今年はもっとたくさんの土地に行きたい。そして自分の足で歩き、見て、感じて、言葉にそして記録に残していきたい。

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