2024.7.28：文フリへゆく

人生初の文学フリマに行った。

活字依存症で特にエッセイ好きな私からしたら、芸能人と呼んでも過言ではない人たちと直接お話できて一年分くらいのエネルギーを使い果たした。

ひらいめぐみさん。
大ファンです。全作品読んでるけど特に、「踊るように寝て、眠るように食べる」は何回読んだかわからない。生活を大切にできない時に読みかえしたくなる。文章の隙間から木漏れ日みたいな優しさが溢れている。ヒトや世界にものすごく優しい人なんだと思う。
お会いした時の印象とエッセイで受ける印象がぴったりだった。言葉そのものがひらいさんなのだな、と思った。

Phaさんは、今働いている本屋で知った。息をするように水を飲むようにするすると文章が入ってくる。たぶん私に必要な成分があるのだと思う。
最近蟹ブックスめがけて高円寺に行って、買ったステッカーをスマホに挟んで癒されている。
もっと怖い人を想像していたのだが、物腰の柔らかな方だった。テンション上がってマシンガントークしてごめんなさい。

「鬱の本」で一番刺さった梅猫沢めろんさんにも会えた。夢みたいな時間だった。

好きが飛び交う空間っていい。直接愛を伝えられるっていい。自分の作品の思いを読者に伝えられるっていい。いつか私も文フリに出してみたいな。