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目指す姿を鮮明にする「モデリング」

はじめに

“何だか”エネルギーが湧いてこない、言い訳ばかりでてきてしまう
“面倒くさい”が先行して一歩が踏み出せない
“不安”や緊張のストレスがいっぱいで動くのがこわい
面倒さに負けてやりたいことが続かない
行動し始めたと思って気づいたらまた元に戻ってしまっている

しかし、現実は行動しないと何も変わりません。いつもと同じパターンを取ってただ年数を重ねているだけで、10年後の自分は今の自分ということになってしまいます。先に一歩行動してみて今できることに時間やエネルギーを使う方が、遥かに効果的で成長スピードも上がることは言うまでもありません。

私は、ブログ100記事、音声配信100回、セミナー登壇100回を継続してきました。また、コーチング会社で働きながら、コーチング提供171時間、20代後半~40代のミドルマネジメント層70名に対して成りたい姿に近づく行動の変化だけでなく成果まで伴走するパートナーとして関わってきました。そんな経験やスキルを活かして、今回も、行動を起こし、工夫しながら継続化につなげていくコツについてお伝えしていきます。

理想の状態がみえていない

なんとなく成りたい姿は持っているけれども、“何だか”エネルギーが湧いてこない、言い訳ばかりでてきてしまう、そんなことはないでしょうか
向かう先、つまり理想の状態が明確になっていないことが考えられます。
とはいっても理想の状態をどうやってはっきりさせたらいいの?
と迷うこともあるのではないでしょうか。

モデリングとは

そこで、今回は理想の状態をもっと具体的よりクリアにしていくアプローチ法「モデリング」についてお伝えしていきます。モデリングを活用して理想の状態をより鮮明に描きましょう。

モデリングとは優れた人から学ぶ、行動、考え方、スキルといったパターンを導き出し、活用することです。モデリングを活用することで自分の状態を上げていくことができます。スキル習得のスピードアップ、固定観念を破り新たな選択肢を持つ、自信を持つなど、自分の管理=セルフマネジメント力を向上させることが期待できます。

実際にモデリングを活用する方法をステップごとに質問形式でお伝えします。質問にこたえながら実践してみてください。

モデリングの実践法

さあ、あなたをより向上させる新しい考え方や行動パターンを身につけていきます。以下の質問に答えながらモデリングを行ってみましょう。

Q1.モデリングを行うことでどんな成果(効果)を得ていたいですか?
作り出せるものや届く範囲で考えましょう。
Q2.その成果を得ている状態は、どうなっていたらわかりますか?
周りからみて分かる状態で考えましょう。
Q3.あなたがモデルとしたい人はどんな人ですか?
著名人、歴史上の人物、漫画の主人公など自分がはっきりイメージできる人を選びましょう。
Q4.どうしてその人をモデルとしたいのですか?
その人を選んだ背景に、自分の価値観があらわれていることが多いです。
Q5.その人はどんな信念や考え方をもっていますか?
その人が大切していることや口癖など具体的にイメージして考えましょう。
Q6.その人は普段どんな行動をとっていますか?
その人の仕草やよく使うスキルなど具体的にイメージして考えましょう。

最後にひと言

今の変化の激しい時代では、自分で自分を育てなければ生き残ることは不可能です。そのためには、自分で自分にコーチをつける、つまりあなたが自身のコーチになることをお勧めます。

まずは、今回ご紹介した「モデリング」を実践して、半径1メートルでいいから何かを変えてみましょう。また、実践した方は、どうだったかぜひコメントでお聞かせいただけると嬉しいです。

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