見出し画像

ふるさと納税の活用法!ズバリ〇〇円、得します


ふるさと納税を簡単に申請できるサイトを目にするようになりました。また、泉佐野市の訴訟問題もあり注目集めましたね。

今回は、しっくりくる!ふるさと納税の活用法についてお伝えしていきます。

作られた目的とは?

都会に集まる税金=財源を分散させて有効活用しようという動き、つまり都会から地方へ財源を移していく策ともいえます。


さて、本題に入っていきましょう。

1.ふるさと納税とは

テレビやネットニュースで、なんとなく知ってはいるけど、使ったことはないっていう人も多いのではないでしょうか。

ひと言でいってしまうと、ふるさと納税とは
リスクのない先行投資です。

なぜなら、実質2,000円の負担のみで、特産品と税金控除の恩恵を受けることができるからです。

メリットデメリットを整理しておきましょう。

<メリット>
・実質2,000円で特産品が手に入る
・魅力的な特産品が溢れている
・ネットで注文できる
・税額控除が受けられる

<デメリット>
・控除には限度がある
・計算もややこしいくわかりづらい
・応援したい視点から逸れがち


2. わかる事例で考えてみた

ふるさと二郎君、一人暮らし
年収500万円、社会保険料75万円
ふるさと納税金額1万円

<結論>
8,000円の税金還付と特産品が得られる

<税金計算>

1.給与所得を計算する
346万円
500万円-(500万円×20%+54万円)


2.課税所得を計算する
233万円
346万円-社会保険料75万円-基礎控除38万円


3.所得税・住民税を計算する
所得税 13.83万円
住民税 23.55万円

※参考:国税庁「所得税の税率」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm


4.ふるさと納税所得控除額を計算する
寄付額 1万円
税控除 8千円 /1万円-2千円
上限額 6.1万円 

※参考:ふるさとチョイス「シミュレーション」https://www.furusato-tax.jp/about/simulation


5.適用後の所得税・住民税を計算する

所得税 13.75万円 ▲800円還付
住民税 22.82万円 ▲7,300円還付


まとめ

手続きが面倒ではないかと、心配になる方もいらっしゃいますが、確定申告しなくてもよい制度が出来たので、活用しやすくなりました。

また、1年中受け付けておりますので、第二のふるさとを応援するつもりではじめてみてはいかがでしょうか。

ただし、本来は地方を応援するのが目的で利益を得るのはその次ということも念頭に入れておきましょうね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?