トランプ大統領は運が良い

■ベネズエラに軍事投入すれば
 トランプ大統領が二回目の米朝首脳会談前にベネズエラに軍事投入すれば、北朝鮮は譲歩したと思われる。何故ならベネズエラに軍事投入するなら北朝鮮に軍事投入すると判断する。

 ベネズエラは反米派と親米派に別れて対立。反米派政権は国民を苦しめて死者が出た。人道支援すら拒否したから、アメリカが軍事投入すればベネズエラ国民は歓迎する。さらに国際社会も評価した。北朝鮮への軍事的圧力にもなるから一石二鳥。だが投入しないから北朝鮮が強気に出た。

■合意に至らず
 二回目の米朝首脳会談は合意しなかった。北朝鮮はトランプ大統領が軍事投入しないと判断して譲歩を避けた。この段階でアメリカと北朝鮮では主張が食い違う。この食い違いは早々と席を立ったトランプ大統領に原因が有るのでは?

 つまりトランプ大統領は直前に北朝鮮臨時政府のことを知らされた可能性が有る。臨時政府が事実ならば今後の協議に影響する。

■再び幸運の女神が現れる
 トランプ大統領は運が良い。ベネズエラに軍事投入しなかったことで米朝首脳会談は不発。これはトランプ大統領が幸運の女神を捨てたからだ。だが臨時政府が出現したことで再び幸運の女神がトランプ大統領に現れた。

 トランプ大統領は臨時政府を正当と見なせば、今後は臨時政府と交渉可能。つまり北朝鮮は捨てられる立場。トランプ大統領は再び主導権を持ったことになる。

■臨時政府は誰が支援している?
 問題になるのは臨時政府を支援する国。トランプ大統領が臨時政府を認めるかは、支援する国の存在。臨時政府を支援する国が親米派ならばトランプ大統領には好都合。同時に日本としても都合が良い。

■勝ち馬に乗れ
 臨時政府を支援する国が親米派ならば、日本政府は臨時政府を支持すべき。これは既にアメリカと協議しているかもしれない。それだけの価値が有るからだ。

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