まつさこ

VRやAI技術を活用して新しい体験をつくってます。 ここでの話はすべて個人の見解ポエム…

まつさこ

VRやAI技術を活用して新しい体験をつくってます。 ここでの話はすべて個人の見解ポエムです。

最近の記事

  • 固定された記事

東大VRサークル UT-virtualを営んだ話(1/3)

 こんにちは。まつさこです。  先日、2019年10月4日をもって、東大VRサークルUT-virtualの代表を引退し、次の代表にタスキを渡しました。1年間(あるいはそれ以上)苦楽を共にしてきた副代表筆頭とした1期生以前(2017年度入部)のメンバーも執行メンバーから総引退し、現在2年生の代である2期生に完全に運営を引き渡しました。  僕はサークルが発足した当初から立ち上げメンバーとして関わり、最初は副代表として、最近は代表としてサークルを見てきました。発足から約2年半、

    • AI・VR・ブロックチェーン技術の接合点としてのデジタルヒューマン

      はじめにこんにちは。まつさこです。 昨今、デジタルヒューマン技術が急速に進歩しています。 国策としてエンタメ創出の基盤づくりに力を入れている韓国でも、「MAVE:」という一見本物のヒトと見紛うクオリティのバーチャルアイドルが登場していたりします。 このMAVE:のメンバーは全員、見た目もプロフィールも肉体を持つ人間としては実在しない存在です。しかし一方で、その存在自体が完全に人の手を離れているというわけではありません。たとえば、声やモーションは人間由来のように見えますし

      • GPT-4Vを活用したVRコンテンツデバッグツールの提案

        はじめに昨日11月7日、OpenAI DevDayで「GPT-4V」のAPIが発表された。GPTが画像を認識し、その画像で何が起こっているのかをテキストで説明できるという機能を、各自のアプリに実装できるようになったというヤバ発表だ。 本稿では、VRコンテンツ開発のデバッグプロセスを自動化する新しいツールのアイデアについて紹介する。便宜的に、ゲームエンジンとしてUnityを使用することを前提とする。 尚、本稿の大半はChatGPTに編纂してもらった。 概要今回提案するデバ

        • 東大VRサークル UT-virtualを営んだ話(3/3)

           こんにちは。まつさこです。  先日東大VRサークルUT-virtualの代表を引退し、立ち上げから3年目までサークルを営んで感じたことの備忘録を書き連ねています。 1話目・2話目はこちら ↓ ↓ ↓  さて、前回までは主に1年目の話を振り返りながら、僕が考えていたことを長々と書いてしまいました。今回はUT-virtual2年目の2018年と3年目の2019年のことをいっきに書こうと思います。 ~2期生の加入~ 4月の新歓期は1年の中でも特に力を入れて取り組む時期です

        • 固定された記事

        東大VRサークル UT-virtualを営んだ話(1/3)

          東大VRサークル UT-virtualを営んだ話(2/3)

           こんにちは。まつさこです。  先日東大VRサークルUT-virtualの代表を引退し、立ち上げから3年目までサークルを営んで感じたことの備忘録を書き連ねています。 1話目はこちら ↓ ↓ ↓  さて、前回の続きです。 ~サークル一年目の運営の壁~ 1年目にしておよそ60人という数の学生が加入してくれたわけですが、部員皆にとって価値のあるサークルであるためには、日々の活動についてしっかりと考えなければいけません。  1年目の新入生を入れる際の方針として、「ゴリゴリの技

          東大VRサークル UT-virtualを営んだ話(2/3)

          地球に意思はあるか

           見たままの人間社会って、面白いけどつまらないので、よくスケールを変えて考え事をする。地球とか、宇宙全体を見て。あるいはミクロの世界とか、時間とか、並行世界とか。  最近考えていたのは、「地球には意思があるか」ということ。  人間には意思がある(あるよね...?)。行動を起こす前には考えるし、好きとか嫌いとか、悩んだり喜んだり悲しんだりする。自分に意思があるだろうことは分かる。なぜなら、少なくとも「自分には意思がある」と考えられているから。  ではなぜ、人間全員が意思を

          地球に意思はあるか