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「地に足がつき背筋がすっと伸びる」って...?

 はじめまして WAO(和緒)と書いて「わお」と申します。

 「地に足がつき背筋がすっと伸びる」って何?って感じですが...私たちが靴と足に関わる中で、ある時「地に足がついて背筋がすっと伸びた!」と感じ感動したことから、noteを通して、お客さんの役に立ったことや、皆さんにも役に立ちそうなのことを書こうと思って始めました。


 私たちは、2016年から靴作りをしています。個人のお客さんからのオーダー靴を作る中で、足に合う靴ってどういうことだろうか?と疑問が深まり、インソールや靴の加工・調製を学び始めました。


 学びながら自分の身体でも実験してみて、理想の状況に近づけたり問題解決をするためには、オーダー靴、インソール、靴のカスタマイズ等、単一の方法で対応するのではなく、色々な方法を組み合わせて活用することが、お客さんにとって無理のない形のような気がしました。

同じ方法でも、身体が変化するので、時と場合で方法を使い分けたり順番を変えたりする工夫が必要ということも分かりました。

その後、疑問はますます深まり、フットケア、骨配列、軟部組織や呼吸、脳のことなど、学ぶ領域が拡がりました。

足と靴の問題と思い靴のフィッテッィング相談に来られた方の内、身体について関心が高い方の場合に、身体のことを伝えただけで、元々お客さんが問題と思っていたことが解消する経験もしました。


 お客さんの関心の向きや理解の深さによって、情報の質や内容も変わるので、一方的にサービスや情報提供をするのではなく、お客さんと対等な立場で対話し、情報を共有し合い伴走するようなことが重要とも知りました。

お客さんの知識が増えたり足の感覚が前より感じやすくなったりすることも、より良い履き心地の靴づくりに必要で、ご要望が具体的であるほど、良い靴ができると感じています。

そう言われるとお客さんの荷が重いようですが、そうなれた方はとても快適そうなので、そうなれるようできることは尽くしたいと思うようになりました。


 色々な経験を経て、私たちの作る靴は、ディスプレイされたときに靴がキレイなものを追うのではなく、お客さんが履いている様子が自然だったり、

立ち振る舞いが楽そうで穏やかそうだったり、久しぶりに会った友人が元気そうな様子を見て、おお、いいね!と思う時の感じだったり、、、

言葉にするのが難しいのですが、そんな状態を目指すものにしたいと思うようになりました。

願わくは、「地に足がつき背筋がすっと伸びる」そんな状態を目指しています!


 
これは言うのは簡単で実現するのは簡単なことではありませんが...
実際にそんなお客さんを見た経験から、その状態ができるだけ起きて、それが長く続くお手伝いをしたいと思うようになりました。

そして靴のサービスに加えて、身体全身のことに関わるボディケアのサービスを始めました。

 屋号のWAOは漢字の当て字では「和緒」とし、和の「調和する、合わせる」の意味と、緒の「はじめ、長く続く」の意味を合わせることでこの事業への願いを込めました。

 アルファベットの方は、感動した時に思わず発する「WOW」という言葉の響きに合わせ、靴や身体のことで驚きや喜びを伴うたのしい発見があるといいなと思い、つけました。


 靴のこと、身体のことを知ることが、皆さんへの役立つひとつの方法になるようにと思っています。どうぞよろしくお願いします。

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