マイナンバーカード:海外居住者は適用範囲外らしい

マイナンバーカードができた(申請したのは1月末)というので受け取ってきた。受け取りの際に4ケタと6〜16ケタの二つの暗証番号を登録する必要がある。4ケタの方は住民票などもサービスの際に、6〜16ケタは今のところe-taxで使うそうだ。

だが驚いたことにこのカードは期限があって、さらに驚いたのが海外居に転居したら…カードを返上するんだって。となると、「今日設定した暗証番号は使えなくなりますよね? ついでに言えば、海外で確定申告する時、e-Taxを利用できないんじゃ……?」

区役所の人は最初、「ええ、そうなりますね。具体的な税金のことは税務署に聞いてください」って言っていたが、わたしが「ふうん、そっかー、つまり海外に転居したら確定申告しなくていいってことですかね? 海外の連中のことなんかいちいち面倒見てられるか、そういうことですもんね?」と言ったら不安になったらしく、税務署に電話して聞いてくれた。

するとですね、税務署のお答えは「そうです。海外に転居したらe-Taxは使えません。国内に代理人を立てて、その人経由で確定申告してください」ときた。つまり、国内の税理士さんに申告してもらうか、家族に代理で「郵送」してもらうか(「国内に残っている家族に頼む人が多いですね」と言われたそうだ。とはいえ、まだマイナンバーカードでe-Taxやったことのある人はまだまだごく少数なわけだが)。

な・ん・と!

この時代に、ですね、海外居住者はe-Tax使えないんですよ!!!!! わざわざ海外で紙の申告書作って送るしかないんですと! 税理士さんに委託する場合は事前に代理人として登録しておかなければならないんですと! 思わず、「時代に逆行してますね」と言ってしまった。

海外に転居したらマイナンバーカードは返上! 海外居住者はe-Tax使えない! 海外に住んでいても日本人で、さらには日本人としての義務をまっとうしようとしている人に、なんつう仕打ち! 日本人なのにマイナンバーカード返上とは!

わたしは2001年に香港離れて以来、香港には住所と呼べるところは持っていませんし、香港の国籍は持ってませんがいまだにIDカードは持ってますよ。そのカードで「香港人住民」として10秒で税関通れますよ! なのに国籍所在国ではこの仕打ち! 信じられん!

さらに不思議なのが、このマイナンバーカードの番号はカードを返上してもわたしについてくるんだって。じゃあ、なんで返済しなければならないのか? そんな身分証明書あるのか? 国籍変更したわけでもないのに? 国内専用? なんぞそれ? 

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ひゃっほーい!
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フリーランスライター/香港14年+北京13年半から今日本。中国や香港の市民社会について日本メディアがあまり伝えない話題を紹介。まるっと講読は夜間飛行配信メルマガ「§ 中 国 万 華 鏡 § 之 ぶんぶくちゃいな」(月864円:http://bit.ly/1Sp0eJq )がお得。
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