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そろそろブログの体幹トレーニングをはじめよう

はじめに
このnoteは、読んで下さったブロガーの方が目的に向かって迷いなく進めるようにレベルアップを促すためのものです。
内容は、マーケティング・マネジメントの観点から、ブログを強化させるというひとつのプロジェクトの全体像をお伝えした上で、具体的なアクセスUPのための手法を紹介していくというものです。
※基本的にWordpressを取り扱う上でのお話となります。

従って「1日15分コレさえやれば良い」「最短で○万PVを出す方法」といった耳障りの良いフレーズでラクしてサクッと簡単に結果を出せる近道を示すようなものではありません。

こういった方にお勧め!
- ブログライターとして力をつけたい方
- 自分たちの事業を多くの人へ届けたい方
- チームでブログサイトを運営していて結果を出したい方
- 自分ひとりでも集客をしてWEBサイトで集客出来るようになりたい方

今が不安でも、それを乗り越えたことで力と知識がついた実感と確かな手応えを持って頂くことがこのnoteの目指すところです。

お伝えする内容
- どうすれば良い記事が書けるのか
- アクセス解析の方法やSEOについて
- 本格的なブログ運営サイクルの回し方
- 初心者がついやっちゃう5つの事とその対策
- 特別付録[良い記事を作る為のブロガー向け点検リスト]

自己紹介
- にあ@ブラウザ大好きWEBデザイナー
- 職種:WEBデザイナー
- 職歴:ベンチャー企業に就職して10年。前職は訪問販売営業
- 趣味:イラスト作り、居酒屋めぐり
- PCスキル:HTML/CSS/Javascript/PHP/Photoshop

地元のベンチャー企業に就職して、はや10年が経ちました。
当初十数名だった会社は、今やいよいよ200名企業の大台に乗ろうとしています。

その中で私自身の役割も大きく変化していきました。ソロプレーヤーから後輩と二人三脚する指導役、係長、複数のプロジェクトチームをまとめあげる役職者...。様々な角度から事業発展に貢献した経験はどれも斬新で、何にも替えられないものだと思っています。

私が所属するのは、WEBを使用した集客とその仕組み作りやマーケティングをECサイトを通じて行う部署です。
WEBマーケティングは、今や営業活動の一部と言っても過言ではありません。なぜならユーザーの購買心理の8段階(注目-興味-連想-欲望-比較-信頼-行動-満足)は一番最初に注目が来るからです。

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この注目を得られる機会は、今やオフライン営業よりもオンライン営業のほうが場所を選ばないぶん、多いのです。

前職が飛び込み訪問での営業職だったので、この注目がどれほど大切なのかを私は身をもって体験していました。いかに製品やサービスが高品質で完璧な仕上がりでも、発信をしなければ買ってもらうどころか見ていただく事さえ出来ないのです。

従って、上記「購買心理の8段階」に則って必要なプロセスを念頭に置いた動線設計をすることを誰よりも大切にしてきました。

なぜブログ運営にマーケティングとマネジメントが重要なのか?
結果を出すからには相手の視点に立って物事を考え、ユーザーが求めている記事を書けるようでなければなりません。
そのためにはプロジェクトの全体像を俯瞰し、空回りをせずに「やったことが報われる仕組み」を作っていく必要がある訳ですが、この事を説明する上で「マーケティング・マネジメント」の考え方は非常に実用的でした。

「マーケティング界の第一人者」と呼ばれるアメリカ合衆国の経営学者フィリップ・コトラーは、著書「マーケティング・マネジメント」にてマーケティングを次のように説明しています。

ターゲット市場を選択し、優れた顧客価値を創造し、提供し、伝達することによって、顧客を獲得し、維持し、育てていく技術および科学である。

会社の経営であれば、市場のニーズを察知して顧客に提案・販売できれば、その顧客がファンになったり別のお客様を紹介して頂けたりします。
売上も伸び、それで資金が増えれば商材を買ったり、人を雇ったり、新たに広告を出したり新たな店舗を構えることが出来るようになります。
マーケティング・マネジメントが実践できれば、企業をさらに強化できる好循環が生まれる土壌を作ることが出来るのです。

さて、では今度は「ブログ運営」に置き換えて考えてみましょう。

ブログサイトをマーケティングする場合はアクセス解析しながらユーザーのことをイメージしつつ、これから書く記事を決めることやSEO対策も重要です。マネジメントする場合は記事更新や定期的にリライトするといったルーティンを回転させることが必要です。

この考え方を体系化したのが以下の図です。

成長するブログサイトの設計図

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これらの要素を欠く事なくサイクルを回すことができれば、そのブログサイトのアクセス数は飛躍的に向上します。
分母であるアクセス数を増やすだけでなく、然るべきターゲット層に情報を届ける訳ですから分子であるコンバージョン※の数も増えるでしょう。

※コンバージョン:「広告をクリック」または「問い合わせフォームに記入」してくれた状態。WEBサイトの最終的な成果のことを指す。

ところが大抵のブログサイトはそう上手くはいきません。
そして、こういう声がよく聞こえてきます。

「何書いていいかわからん」
「一向にアクセスが伸びない」
「アフィリエイトなんてコスパ悪い、やっても意味無い」

マーケティングかマネジメント、どちらか(もしくは両方)が不足していると、簡単にこんな状況に陥ってしまいます。

前者が欠けた場合は、誰にも響かない記事ばかりを延々と垂れ流しするだけの結果になります。
後者が欠けた場合は、そもそも更新がされませんので人の目に触れる機会がありません。

では不足しているのだとしたら「何をどれだけ」やれば良いのでしょうか?
「ブロガーであるあなたは」「ブログサイトは」あとどれだけレベルアップすれば目的地にたどり着けるのでしょうか。成長するブログサイトの設計図が、このnoteを読んでいるあなたにとっての羅針盤になれば幸いです。

それでは有料記事に入る前に、簡単に内容を説明します。

マーケティング
# コンテンツづくり
ブログサイトを使ってユーザーに届けたいのは商品?サービス?事業の紹介?世の中には様々なコンテンツがありますが、良い記事にはある一定の法則があります。初心者がついやっちゃう5つの事とその対策も踏まえて、この項目では1記事1記事ごとの価値を高める方法を紹介します。

# 発信
良いコンテンツを作るだけでは見てもらえないし売れません。どんな切り口で攻めれば注目を集めてユーザーの琴線に響くことができるでしょうか?見出しやキャッチフレーズの選定も重要となります。また、誰に向けて発信すればよいのか?どんな人と繋がるべきなのかをこの項目で説明します。

# アクセシビリティ
見やすいサイトってどんなサイトですか?また、そのサイトは実際使ってみて操作がしやすいでしょうか。ユーザーの動線と検索意図を意識した環境構築ができていないと、結果は出ません。もちろんSEOも重要です。ぜひあなたのコンテンツを求めてるユーザーにリーチしやすいサイトづくりを目指しましょう。

# 市場調査
強みをどう活かすか?弱みをどう克服するのか?ライバルは?今自分が置かれている現在地は?今世の中で何が流行っていて、それは一時的なのか定期的に波打っているのか?そんな中で自分がユーザーだったらどんな情報を欲しがるのか?アクセス解析の方法に触れつつ、調査して得た情報を実用できるものにしていくプロセスをご紹介します。
マネジメント
# 採用
採用するのは、何も人ばかりではありません。どんなコンテンツを採用するのか?そのコンテンツでどんな効果が見込めるのか?それは企業理念から逸脱したものではないか?など擦り合せをしていかなければなりません。一人らまだ良いですが、これが集団になってくると仲間たちが納得してくれなくなるかもしれません。ライターの選定も重要です。こちらの想いを汲んでくれる人でないと、質の低い記事が粗製乱造されてしまいかねません。個人のブロガーさんも、仲間ができた時にそなえてぜひ予行演習のつもりで採用軸を固めていきましょう。

# 教育・評価
ブロガーは、何をどれだけやれば良いのか?をはっきり明文化し、それが実現可能なレベルになるまで自らをブラッシュアップさせつづける必要があります。有償記事にお付けする「特別付録:ブロガー向け点検リスト」は、出来上がったブログ記事が一定の質を確保できるように評価するためのものです。これをたたき台に、ぜひセルフトレーニングしていきましょう。
また、アクセシビリティを上げたりサイトをレベルアップさせる為にはある程度のプログラミングスキルも求められますし、いざトラブルがあった時にリスクヘッジも出来るようになりますので、この項目では最低限押さえておきたい箇所についてご説明します。

# 管理
人/モノ/金/時間/情報 という大切な資源を、ロスなく効率的に使えているでしょうか。サイクルをきちんと回せているでしょうか。
管理は、特に大切になる部分です。ここが止まると連動して他の項目も止まってしまいますので、心臓部といっても良いでしょう。
ブログを成長させるというプロジェクトが一定のクオリティを保ったままゴールに向かうための管理方法をご説明します。

# 理念
ブログが仮に船なのだとしたら、目的地が必要です。普段の情報発信をもって、何を実現したいのか。これが明確でないと、同じようなライティング作業の繰り返しになってしまいますし、頑張ってるつもりでもビックリするほど空回りしてしまいます。
コンテンツの質量が大きく多様化してきたのなら、事業を再定義することも視野に入れておかなければなりません。これまで目的だったものが手段になる事だってありますが、情報発信に矛盾を起こさない為にはどうすれば良いのでしょうか。
この項目では情報発信の筋金となる理念についてお話します。

有料部分では、上記の具体的な環境構築の手法に加えてその考え方も共有します。ここから先は現在鋭意製作中です。有料版のリリースを楽しみにお待ちください。

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