【フォト旅#3】激安フリーきっぷでめぐる門司港・阿蘇 行程メモと写真レポ
少し前の話になりますが。
夏に北九州モニターキャンペーンというのがあり、北九州市の宿に1000円~3000円で泊まれる時期がありました。
北九州、というとピンとこないかもしれませんが、小倉や門司ですね。
最初で最後の門司に行ったのは4年前の7月3連休。
忘れもしない博多からの学会帰り。
あの頃はカメラも持ってなかったし、そろそろ再訪するか……、
というわけで行ってきました。
0日目:フェリー
初日というかむしろ0日目。
大阪から九州の上陸は、せっかくなのでフェリーで向かいます。
GoToキャンペーン対象だから安いし。
フェリーは、この時期割り引きキャンペーンをやっていた阪九フェリーをチョイス。
阪九フェリー、食事が他フェリーより抜きんでて美味いという評判をよく聞くものの、出発場所が不便すぎて使えずにいたやつ。
そんな食事がこんな感じ。
いやあの。めちゃくちゃ美味しかったです。
カフェテリア方式なので、好きな料理を好きなだけ取れるのもいいですね。
取りすぎるとすごい値段になるけど…。
ちなみに上の写真ぐらいでも2000円とかです。
ご利用は計画的に。
1日目①:昼の門司港
海上ゆえのオーシャンビューとともに朝食を食べ、
まずは今日明日使う切符の購入。
買ったのは「みんなの九州きっぷ(北部版)」
・5000円で2日間
・熊本以北のJR九州の全路線に
・特急、新幹線含めて乗り放題(指定席も6回までOK)
という、なんとも夢のような切符。
こいつを使ってまずは門司港に向かいます。
いつ見ても惚れ惚れする門司港駅ホーム。
大正レトロ感がたまらん。
しかも最近駅舎もリニューアルされてめちゃくちゃ格好よくなってました。やっぱり久しぶりに来てよかった。
さて。車を使って、少し関門大橋の近くへ。
和布刈(めかり)神社。
鳥居と関門大橋のダブルタッグ。強い。
海に浮かんでる灯籠?
強い。
この近くには歩行者・自転車で関門海峡を渡る道が地下にあり、
エレベーターを使って降りていくのですが、その降りた先が、
めっちゃ怖い。
地上がバナナのイラストとかでメルヘンに仕上がってる分、地下側の不気味さがより引き立っている。
アクション映画とかでこういうところのシーンとか入ってると、絶対前後ろで挟み撃ちにされるやつ。
あと意外と対岸?の下関までは距離があるので、
渡るなら心して渡りましょう。
基本的に引き返してくるはずだから1.5km歩く羽目になります。
(自分はこの写真撮ってすぐ引き返した。)
1日目②:乗り鉄・撮り鉄
さて、めかり周辺を散策したところで一度引き上げる。
8月下旬とあって、日が出ているうちはとてもじゃないけど長く動けない。
せっかく乗り放題の切符もあるので、少し乗り鉄でもして涼みます。
特急いさぶろう・しんぺい。
先の熊本豪雨でいつも走ってる路線が長期運休となったため、復興祈念を兼ねて博多~門司港間を走ることになっていました。
ちなみに裏側にはかわせみ・やませみが繋がっています。
こちらも同じく、運休中の路線を走っている特急。
かわせみ・やませみの車内はその名の通り、めちゃくちゃ鳥仕様です。
どっちセミか分からないけど。
オシャレだなあ。
普通の特急として走ってるときに乗りに行きたい。
復興祈念ということもあり、停車駅では駅員さんのお見送りつき。
普段は観光列車区間でもないから若干不慣れっぽいのが良かったですね。
本当は博多まで乗っていたかったけど、時間もあまりないので途中下車。
小倉へ戻る電車を待ちながらちょっと撮り鉄をするなど。
特急ソニック、カーブ駅でもめちゃくちゃな速度で通過していくからめちゃくちゃ怖かった…。大阪だったら絶対事故るわ。
1日目③:夜の門司港
一度ホテルに戻り、日の入り少し前に再び門司港へ。
トワイライトタイムに合わせて向かったのは、めかり公園第二展望台。
昼の景色も良いですが、夜は夜景と関門大橋が一望できてなお良し。
ちなみにカップルがそれなりにいるので、一人で来る場合は心を折らないように気を付けてください。
まあ八幡のなんとか山に比べれば全然マシなんですけどね…(笑)
さて、門司港。
観光で来るほとんどの人は昼間に来て夕方ぐらいに帰ってると思います。店も夜になると閉まっちゃうし。
ですが、だからこそここで夜の門司港駅のエモさを紹介しておきたい。
めちゃめちゃよくないですか?
自分は帰りにこれを見て、あ、電車1本遅らせよう、と思いました。
駅舎の中も素敵。
電球が優しく照らし出している空間がたまらん。
昼も良いけど、夜の門司港駅もぜひ。
エモに敏感な人には絶対に刺さります。
2日目:熊本・阿蘇
さて2日目。
5000円乗り放題の強みを生かすべく、
2日目の行先に決めたのは熊本・阿蘇。
阿蘇の東西を繋いでいた路線が4年ぶりに復旧したのと、あとは完璧な状態の草千里を見たいというのが主な理由です。
前回草千里、というか阿蘇に行ったときは3月下旬だったのですが、
草は枯草だし(野焼きというのがあることを知らなかった)、
天気は曇りやや小雨だし、とマジで最悪だったので……。
小倉のホテルに大荷物は置いたまま、別府経由して阿蘇へ。
はい勝ち。
自分が見たかった景色がようやく見れた…。
ちなみに前はこれ↑でした。
阿蘇は5月の野焼きが終わってから行こうな。
帰りの特急待ちの間に駅周辺を散策。
晴れた夏の阿蘇、まさに日本の夏って感じでとてもよかった。
おまけ:最強のフリー切符について
今回使った「みんなの九州きっぷ(北部版)」。
・5000円で2日間
・熊本以北のJR九州の全路線に
・特急、新幹線含めて乗り放題(指定席も6回までOK)
なのは言った通りですが、
もう一つヤバい(いい意味)ポイントがあって。
これ。
博多、小倉、長崎、大分駅でこの切符を提示すると、各駅で500円クーポンがもらえるんですよね。
長崎と大分は無理でも、小倉と博多に行くだけで1000円。
なんてサービス精神…良い…。
今年いっぱいの販売なのでぜひ使ってみてほしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?