うつの1日の中での登山と下山

朝起きた時はここ最近で最も調子が良かった。なんでもできる気がした。というのはいいすぎだけど、出かけて、コーヒーを飲んで、仕事のようなことをして、本を読んでといろいろできると思った。ただあまり眠れていないせいで起きても眠かったけど、一度起きてからは眠らなかった。これは1日のバイオリズムを整えられるか!?と思っていた。

文脈からも分かる通り、今書いている体調はかなり悪い。最悪、というほどではないものの、かなり悪い。まだ体調の良かった昼過ぎにでかけてハンバーグを食べているあたりからおかしくなってきた。最近、あまりしっかりと食べていないから食べ過ぎて気持ち悪くなったかな、と思ったけどそうでもなかった。喫茶店に来たものの、朝できると思っていたことはほとんどできず、コーヒーを飲みながらボーッとしている。ただ起きているだけ、といえる。眠い。家だったら、しくしく泣きながら丸まっているだろう。そのまま奥さんが帰ってくるまで眠っているに違いない。しかし出かけているため、そうはならない。そうはならないが、それが逆に苦しい。帰る気力も出ない。かといって、常連の店でつらい顔も出せないから、とりあえずiPadを出して文章を書いている。まったく文章がまとまらない。今日に限ってお客さんが多いから落ち着かないのもある。

最近の調子の悪い時期は、大体起きた時から具合が悪いから起き上がれない。そこから夕方ごろに少し調子が良くなると喫茶店に行くこともある。それが週に1、2回か、という具合だ。それ以外は基本的に家にいる。しかし、久しぶりに起きた時から調子が良かったから調子に乗って出かけてしまった。「うつの調子が良い悪いに一喜一憂してはいけない」ということは経験則でもわかっていたのに。一気に山を駆け上がって崖を転がり落ちてしまった。こうなるともうどうしようもない。少しでも回復のタイミングを狙って帰るしかない。でも、それはいつになるだろうと不安になる。出かけなきゃ良かったと後悔する。失敗したとうじうじする。ネガティブな方にしか目がいかない。朝やろうと思っていたことなんて夢のまた夢だ。とにかく、時間が過ぎ去るのを待つだけ。それだけ。

まとめサイトもよく見ていたが、面白く感じなくなってみなくなった。そのかわりTwitterをみることも増えたが、最近は過激な韓国叩きと日本下げのツイートばかりで気が滅入ってしまい、みるのも疲れる。本が読めたらと思うけど、集中できる時間が極端に短く頭に入ってこない。ソシャゲも全部やめてしまった。家だとpcゲームを気分を紛らわすのにやるけど、ただの作業だ。楽しくないと意識してしまうと途端にやめてしまう。いよいよやることがない。やりたいことがないことに気づく。落ち込む。泣く。これの毎日だ。

奥さんがいるとかなり落ち着く。一人だと何もなくなってしまう。だめだね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?