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エンタメの力

私のエンタメ好きになったキッカケは小学生の時に見た映画「チキ・チキ・バン・バン 魔法の車」だ。
内容はあまり覚えてないのだけどwとにかく親の言葉が入らないぐらいのめり込んで観ていたことは覚えている。

今観てもワクワクするね^_^
それ以来映画が好きになった。
近くにあった映画館に一人で観に行くこともあった。

小学生高学年の頃には、叔母の趣味で宝塚歌劇を観に行った。
「風と共に去りぬ」と「サウンドオブミュージック」
ウィーン少年合唱団も観に行った。
まだ少女の頃にミュージカルや外国の歌を生で聴けたことは良い経験になっている。

漫画も好きだった。
本を読めという親のススメを無視して漫画を読み続けた。
キャンディキャンディの世界が大好きだった。
スポーツのルールは漫画から学んだ。

今思うと、現実世界の中に面白いと思えるものや人が自分の周りにはなかったから、映画や漫画や演劇にハマったんだと思う。
フィクション(ノンフィクション?)の中にいる間は自分の思うままに「感じる」ことができたからだ。
子どもの頃に触れたものは自分の人生に大きく影響すると感じている。

洋服もそうだ。
うちはお下がりを着ていたけれど、従姉妹がとてもオシャレな服を着ていたので、可愛い服を持っていた。
この可愛いというのは、可愛らしいという意味ではなく、「この服好き!可愛い」というものだ。
デニムのパッチワークのミニスカートや、デニムベストとスカートにパフスリーブのピンクのブラウスを合わせたり、六年生の修学旅行の時は薄い水色のデニムジャケットとスカートのスーツを着ていた。
今思い出してみてもめちゃくちゃオシャレな服装だ。

伯母は当時からイッセイミヤケやY'sの服を着ていた人だ。
まだブランドブームが起こる何年も前のことだ。
子どもの目から見てもいつもカッコよくて憧れていた。

センスとは感覚である。
感覚を磨くには良いものに触れること知ることが大事だ。
経済的に余裕がなければその機会は格段に減る。
けれど、周りに一人でも余裕のある人やセンスのある人がいれば、触れる機会はある。
そういう意味でも私は恵まれていた。

昨日プペルミュージカル大阪公演のプロデューサーとサシzoomで話をしていて、子どもたちにもっとエンタメに触れてもらいたいという思いが芽生えた。
今関わっている障がいのある子どもたちは、親が外に連れて出かけるということもままならない。
こちらから出向いて見せることは物理的にも難しい。
となるとオンライン配信でとなるが、やはり生で感じる経験を積んでほしいなと思った。

そういう想いを抱くとお金の問題が出てきて、必然的に向き合うことになる。
そして、お金を稼ぐのは弱者を守り喜ばせるために必要なんだな。
わたしにもようやくそんな気持ちが芽生えてきた笑
遅きに失した感はあるけれど、大きなことを望まなければ実現はできるだろう。

私自身がまた、ワクワクするエンタメに触れたいという欲望も出てきている。
週の半分ぐらいを漫画や映画、演劇、ミュージカルに触れる生活にしたい。
叶える。



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