ビューが増えてもなかなかスキがもらえない。ーnoteの先生だけど質問ある?①
この記事はnoteの先生だけど質問ある?②が投稿されるまで公開します。②公開後は、メンバーシップ限定公開記事にします。
noteの教科書を執筆中。踊るアホウドリ、岩鍋わらべです。
メンバーシップ『noteの先生だけど質問ある?』
記念すべき最初の質問に、noteの先生である岩鍋わらべが回答します。
質問
最初に書くのはなかなか勇気がいると思うので、つまらない質問ですが、露払いしておきますね。
ビューが増えてもなかなかスキがもらえないと感じています。理由はタイトルと内容のミスマッチとか、内容が好感をもたれないとか、ビューが多くても読まれていないとかいろいろあると思うのですが、どう考えたらいいですか?
noteの先生の回答
結論。気にするな!
noteがアナリティクス機能をケチるせいで、検証のしようもなく、本当に困りますよね。クリエイターに余計なことを考えさせずに創作活動に集中させたい、という思惑がnote運営にはあるのかもしれませんが。
人、それを余計なお世話と言う。
今回の質問は複合的な要因が絡んでいるので一言でまとめるのは難しいのですが、ビューもスキも役に立たない指標です。なんか数字が増えたぞ嬉しいなー、程度のものでしかありません。
リアクションを残す読者は貴重
大前提として、リアクションを残すファンというのは非常に、とっても、少数派です。
1万人以上のフォロワーがいたとしても、1000スキがつくことは稀です。フォロワーというあなたに興味を持ってくれているはずの集団だけを見ても、10人に1人もスキをつけません。
ですが何事も例外というか特殊な状況というのがあります。僕の記事はフォロワーが200人程度と少ないながらも、非常に反応がよいです。時にはフォロワー数を上回る反応をもらえたこともあります。
いい記事を書いたから、スキを大量にもらえたのでしょうか?
もちろん違います。アクティブなユーザーが興味を持つ内容だから、スキを大量に獲得することができました。
noteは色んな方が使っていますが、記事を読むためのアカウントも存在します。数などはわかりませんが、相当数いるはずです。
noteはクリエイターのためのプラットフォームではあるのですが、定期的に記事を書いているアカウントは少数派で、とてもアクティブなユーザーと言えます。その方に向けたnote運営記事なので、たくさんのスキをつけてもらうことができました。
言い方は悪いかもしれませんが、釣りに似ています。どう釣るかも大事ですが、まず魚がいる場所を見つけることが重要です。
スキを増やしたいだけであれば、アクティブユーザーが見込めるテーマ、note運営の記事を書けばいいだけです。ですが、あなたが書きたいことではありませんよね。
あなたの目的を叶えるための指標として、スキはいい加減すぎる指標です。
あなたを応援するファンが増えればスキの数は自然と増えます。
考えなければいけないのは、
何のために書くのか。
誰に向けて書くのか。
まずはこの2つを決めてから記事を書いてください。
そうは言ってもスキがもらえたらテンションが上がるのは僕もわかる。なので小手先のテクニックも書いておきます。
記事の最後にスキを押すように呼びかけてください。
冒頭文や記事の終わりなどのキリの良いタイミングで、行動を呼びかけることはとても大事です。youtubeでよくみる、チャンネル登録のお願いです。これをマーケティング用語でCTA、Call To Action(コール トゥ アクション)と呼びます。詳しく知りたい方はマーケティングの本を読んでください。
やっぱりスキは重要かもしれない。
これで話が終わればいいのですが、スキは重要です。
何を言い出すかと思われるかもしれませんが、note内での検索上位表示のアルゴリズムを推測するに、スキは大きな要因の1つだと僕は考えています。
検索したキーワードを同じユーザーが席巻している、という経験をした方はいらっしゃるでしょうか? 僕は経験があります。業腹ですが、noteの攻略法やnote初心者向けの記事は大規模共同運営マガジン主催者の独壇場です。
いつの日にかこの牙城を突き崩してやりたいと画策していますが、なかなかうまくいっておりません。
どうしてこのような検索結果になったのか、僻みと被害妄想からくる憶測を働かせると、スキの数ではなかろうか?
noteにはコングラボードというものがあり、特定のハッシュタグで一週間の間に、特にスキを集めると送られてきます。
noteのアルゴリズムを攻略するなら、スキが大きな要因を占めているのではないか?と疑っています。見当はずれの可能性もありますが、いづれにしてもnoteの問題はここです。
クリエイターが確認できる数字は4つしかありません。
フォロワー数・ビュー数・コメント数・スキ。
そしてこの4つはある程度、操作できてしまいます。どのフラットフォームでも、この手の問題はつきまといますが、noteの場合は一昔前の手口が通じてしまうというのが問題です。
共同運営マガジンの問題点を記事にする理由の一つでもあります。本来の意図した使い方とは思えず、悪用される仕組みを残していいのだろうか。
何より主催者が言うほど参加者にメリットがあるとはとても思えない。
ビュー数はあるがファンのいない、読まれないnote。幽霊noteにしてしまうのではないかと危惧しています。
話が逸れてしまいました。現状、noteで確認できる指標はどれもあてになりません。下手につかうと、あなたのnote運営を歪めてしまいます。
あなたが向き合うべきは、自分の目的だけです。noteでどういう状態になりたいかというゴールを決め、それに近づくための方法を考えてください。とりあえずスキの数は無視してください。
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