わんこらメルマガ No.192 人は頑張らなかったことを才能がなかったと脳内変換する/フィボナッチ数列とパスカルの三角形

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▼わんこらメルマガNo.193
2023/11/26

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【今週の目次】
1.今週の一言
2.わんこら式『人は頑張らなかったことを才能がなかったと脳内変換する』
・人は他人のこと才能あるから出来たと思いたくなる
・才能あるから出来る出来ないという話は大概、論理性が無い
・才能というより必要性や環境の要因が占めていることが多い
・才能ないからやめるって決めつけるのは危険
3.数学・物理コラム『フィボナッチ数列とパスカルの三角形』
4.ふにゅ
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1.【今週の一言】
こんにち、わんこらです。
今回はよくそれは才能があるから出来たんじゃないですかって言ってしまうシーンって多いと思いますが、それはだいたい論理的な話ではない話を書きました。
数学コーナーはパスカルの三角形にもフィボナッチ数列が潜んでいる話を書きました

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2.【わんこら式】

『人は頑張らなかったことを才能がなかったと脳内変換する』

・人は他人のこと才能あるから出来たと思いたくなる

今回はよく数学の勉強の仕方について話す時に

それは才能があるからじゃないですか

って言われることについて話したいと思います

まずこの才能があったからじゃないですか

っていうことについては

もしかしたら本当にそういうものがあるのかもしれないけど

ただ、ほとんどの場合は全然数学を勉強しなかった人が、数学出来なくて

才能があるかどうかで決まる

って思っていて口に出す感じではあります

・才能あるから出来る出来ないという話は大概、論理性が無い

だから、一番わかってない人がわかったような感じ出して適当なことを言っている

これが真実ではあるねん

本当に才能というものがあって、それがどのように影響してるか?

という厳密な話ではないねん

ほとんどが別にそんな勉強したことない人が、適当なこと言っているだけやねん

だからそもそもは、才能があるかどうかって判断するレベルに全くない状態で考えてしまっているわけやねんな

才能あるから出来るとか出来ないとかいう話は、そういうような判断できないようなシーンばかりやねん。

もはや才能があるかどうかで判断するとか言い出すのは、それはもう心理学的な問題やねん

マウントとるとか、承認欲求とかそういう話やねん

自分が数学を本気で勉強しなかったことを

才能無いから勉強しなかったと判断できた自分は賢い

ということに心のバランスをとっているわけやねんな

そういう目的で

才能があるとかないとか語っているものであって

何も論理的な話ではないねん

・才能というより必要性や環境の要因が占めていることが多い

まあ高校数学くらいまでなら、ほとんど

数学出来ないと死ぬみたいな必要性の強さ

が大きくて

算数くらいまでなら環境とか精神年齢みたいなとこやろな

後は興味があるかどうかとかやろな

中々、才能まで話は及ぶのかって言われたら、これぐらいのレベルであればないやろな

この才能っていうのは評価するのはかなり難しいやろうしな

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