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【エッセイ】仕事で磨かれる人間力
仕事を通じて磨かれる人間力は、さまざまな場面で役立つ武器となる。
それは、職場での人間関係の円滑化や、ストレスや悩みに対処する力、そして自己成長の推進力となり得る。
仕事を通じて自分自身を磨き続けることで、人生全体の充実度を高めることができるだろう。
ここでいう「人間力」とは、何を指すのだろう。
人によって解釈は異なるかもしれないが、誰もが一度は仕事を通じて考えるのではないだろうか。
例えば、営業職では顧客とのコミュニケーション能力を磨くことが求められる。
教育関係の仕事では、相手の立場に立って物事を考える共感力が重要だ。
IT業界では、プロジェクトを円滑に進めるための協調性や、常に最新の技術を学び続ける柔軟性が大切である。
どの業界や職種でも、仕事を通じて「人間力」を磨く機会は無数に存在するはずだ。
私自身も仕事を通じて多くのことを学んできた。
たとえば、過去にプロジェクトのリーダーを任された際のことだ。
チーム内で意見がまとまらず、進行が遅れる事態に陥った。
各メンバーの意見を尊重しつつも、スケジュール、フィージビリティ、予算など様々な観点から独断で判断を下し、当時は強引に進め、負担を強いてしまった。
もっと時間を割いてメンバー一人ひとりの意見に耳を傾けるべきだったのか?
納期を守らざるを得ないとはいえ、本当に残業を強いるべきだったのか?
お客様との交渉の余地は本当に残されてなかったのだろうか?
今でも、当時の判断が正しかったのかは分からない。
「人間力」が足りなかったのは確かだ。
そうやって振り返るからこそ、人は仕事を通じて成長できるのかもしれない。
どんな仕事であっても、自分の人間力を磨くことができる機会がたくさん存在することを、忘れずに取り組んでいこう。
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