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本音を聞き出す技術

議論の場や面接をするときは、相手の本音を聞き出したいところが本音。特に面接においては、入社すると問題を起こす人間やトラブルメーカーをあぶり出す必要がある。一般的な企業では、面接は複数回行うと思う。1回の面接の1時間程度でその相手をあぶり出さないといけない。

1.警戒心を解く技術

一問一答形式をやめることを意識する。ドラマなんかにもよくありがちだが、、、

「当社の志望動機を教えてください。」
「〜の理由で御社を志望しました」
「当社で活かせるスキルを教えてください。」
「今まで〜の経験をしてきたので、御社でもこの先どう生かせると思います。」

よくありがちなやりとりだと思う。ザ面接という感じだ。面接をする上では、このような一問一答形式にならずにカフェで雑談をするようなフランクな姿勢で話すことを意識したい。

2.履歴書の事前読込み

フランクな姿勢で話すためには、事前の履歴書や職務経歴書の読み込みが大切。そもそもどうして一問一答形式になってしまうのかと言うと、相手にそこまで興味が湧いていないからだ。事前に今の仕事内容や会社のことを軽く調べておくだけでも、話の裾野が広がっていくと思う。だが、相手の仕事内容や業界の事、会社の事を知らずに質問を教えるとどうも上っ面な質問ばかりになる。要は、調べたらわかることを面接官もわざわざ聞かないことである。
例えば「売り上げはいくらなの?」「主要な商品は?」など雑談が横に広がるが縦に深掘りすることがなかなかできなくなる。事前の履歴書、職務経歴書を読み込むことで、事前に会社の規模感や事業の内容、商品、どんな仕事をしているのかは最低限調べておきたい。調ればわかることを聞く必要がなくなるので、一歩先の質問や深掘りできる会話ができるようになる。

3.エピソードを聞く

実際の面接では、履歴書をベースに質問をしていくことが基本となる。基本的には質問の方法は、イエスorノーで答えられる質問ではなくエピソードで語らないと話せない内容を聞くようにした方がいい。新卒の面接では、学生時代に力を入れたことを質問することは、よくある話だと思う。学生もこのガクチカに力を入れてエピソードをよく考えていると思う。当然、面接者側も準備をしている。必ず聞かれるだろうということ以外も聞くことが必要だが、基本はエピソードを聞くことだ。

エピソードを聞くメリットは、本人が選んで話しをしてくれることから何をPRしたいのかよくわかるのである。
基本的だが、チームで目標を達成するために工夫をしたこと質問してみたとする。リーダーシップについてエピソードを話す人、調整力についてエピソードを話す人、正解はないがその人がPRしたいことを話すわけだ。面接という場所でPRしたいこと(スキル)を自分で選んで話しているのでそれに対して深掘りしていけばいいのである。
だからイエス,ノーで答えられる質問よりエピソードを聞いて深掘りしていくことが基本になるのである。


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