見出し画像

会社と結婚した人

新卒で入社して3年目、昔からの友人と話して気づいた。彼は、大企業に勤めている。大企業なりの良いところ悪いところなどお互いに愚痴や自慢を話しあっていた。小さな企業であろうと日本屈指の大企業であろうと良いも悪いもある。

僕が入社した会社3年経つとだいたい顔がわかる程度の規模の会社だ。係長、課長、部長、役員の顔ぶれは入社の時と変わらない。自分も5年、10年、15年経つと今の上司のように順に役職を上がっていける。いや、上がれるように努力しないといけないと思っていた。

一方、入社して数ヶ月で退職する人や都会の名門企業で取締役や部長まで務めた人が中途入社する企業でもあった。

新卒で入社して3年経つと転職組の中年の人でもすぐに辞めるだろうなとなんとなく分かるようになってきた。実際、すぐに辞めていたので自分自身の感覚は間違っていないと気づきだした頃だった。

すぐに辞める人、(世間一般的に)憧れられる企業からの転職者、昔から働いている人、そして新入社員。いろんな人たちが働いている会社だ。
入社して3年目ごろから疑問が湧いてきた。
優秀な人ほどすぐに辞めているんじゃないか?という疑問だ。

誰もが知る会社の部長や上場企業の取締役経験者が入社して数ヶ月や数年で辞めている。間違いなく前職では評価されてその役職まで上り詰めたのにこよ会社では辞めているのか不思議だった。

会社と結婚

辞める人も多いが20年以上のんびりと勤務している人もいる。なぜだろうか。 やめていく人が多いにもかかわらず、のんびりと仕事をしている人たちもいる。そんな人はあなたの周りにいないだろうか。

転職する気もない、仕事もほどほどに、そんな会社員人生も今の日本ならありかもしれない。そんな会社でズルズル生活したいだろうか。

仕事を探す時の心得

就活している人や20代で転職を考えている人に伝えたいことがある。会社は、乗り物のように使わなければいけない。行き場所が自分の行きたい方向ではなくなった時には乗り換えればいい。所詮その程度だと身構えていた方がいい。

大前提として、会社は、乗り物という認識が大切だ。地方の企業ではやはり長年働いてもらう事を前提にした採用がほとんどだ。自分は、会社で何ができるのか、何を得たいのか明確にして働かないといけない。

行き先がどこかどこにあるのかまずは、見つけたいところ。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?