せんべいがうまい
せんべいがうまい。
地元名産と書かれていたせんべいを出張帰りに購入した。でっかい袋の中に入るエアリーなせんべい。塩味もちょうどいい。エアリーすぎて一瞬で一袋150g(500kcal)を食べられそうなほど、せんべいがうまい。
最近は、こういう地元のお菓子とかおつまみ、甘味を出張帰りに買って、家で食べるというのにハマっている。
その辺のスーパーでは売っていない、うまいものを食べらるのはけっこー幸せだ。せんべいがうまい。
お金はかければかけるほど幸せになるかと言うと、違うと思っている。
そのせんべいは400円しないけれど、食べるたびにウマいと思っちゃうし、道の駅で買った地元の「食べるラー油」もウマい。
「高くて美味いなんて当たり前だ!」と昔から思っているタチなので、高い牛肉を食べても、ウメェ!とは思うけれど、激ウマ町中華を食べたときのような心の底からの感動はない。
旅先でいろんなお土産を買ってくる親や親戚の気持ちが最近よくわかる。ウマい食べ物を家で食べられるっていうのは、かなり幸せなことなのだ。
だから、幸せを感じるレベルは、低いままでありたい。金曜日に飲むビールはスーパードライではなく本麒麟でも十分ウマい。豚小間切れは国産じゃなくてアメリカ産でも十分ウマい。
味はもちろん、自分が疲れたときのちょっとしたご褒美とか、絶妙なタイミングで自分を甘やかせるようにはなっておきたい。
まあ、甘やかしたツケが焼肉屋でしこたまの肉と大盛ごはんと冷麺1人前を食べちゃうデブっぷりなんだけども。
自分を自分で満たしてあげられるようになると、人生はかなり楽しいと思う。
アメばっかりでは幸せ感が薄れるので、ちょっとはムチを叩いて自分を痛めつけながら、「ここだ!」というときにアメを与える。
そうやって、力の入れ具合を調整して、オンとオフの切り替えをウマく、いや上手くつくる。これからも日々ウマく過ごせるようにしていきたいと思う。
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