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「リスキリング」よりも【アラサーの勝手に用語解説】

昨日は会社の新年会で、ほどほどに酒を飲み、絶妙なダルさでお送りしております。おはようございます。こんにちは。こんばんは。

飲んだ次の日に食べるカレーそばがめちゃくちゃ沁みました。締めの麺類は翌日のランチに食べることで完全に締まるのである。これ名言です。

今年は、ニュースや話題のワードに対する捉え方、考え方などなどを書いていきたいなと思っています。新しい情報ってかみ砕くまで時間がかかるので、基本的にモヤモヤするんですよね。自分のモヤモヤも解消しながら、この情報が多少でも役に立てばと思います。


今回は「リスキリング」という言葉について。

最近よく聞くこの言葉。2022年の新語流行語大賞にもノミネートされたようです。しらんけど(?)。

意味としては、

「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」

上記HPより引用

こういうことですね。


なんでやんないといけないかというと、「世の中の変化スピードが早すぎてヤバイ」からです。一昔前までFAXだ手紙だとやっていたものが、ここ10年ほどでメールに始まりTeamsやSlackとかのチャットツールで仕事ができるようになりました。他にはもはやパワーポイントではなくCanvaというツールで誰でも簡単にデザインできるようになったりとか。

リモートワークが登場して、チャットツールがあればもはや口頭伝達すら必要なくなってきた。オンラインミーティングができればどこでも働ける職種が増えています。


もう、学ばないといけないことばっかりです。僕も業務でTeamsを使っていますけど、ただ文字入力すればいいってものでもない。

「@○○さん」みたいにメンション機能を使って誰に対して返信しているのかを分かりやすくしたり、チームで共有したい事象はチャット画面に固定したり。

「そんなの簡単だろ!」と言うのは簡単なんですが、「そんなの簡単勢」と「未だにFAX勢」が共に働かないといけないのがこの社会。なんとも不条理でござる。


だから、「リスキリング」はめっちゃ大切なんですよね。

今まで2時間かかっていた作業が、デジタルツールを使いこなせば1時間で終わったりする。これって突き詰めれば、企業側からすると人が少なくて済むんです。簡単な事務作業をする社員が必要なくなったりする。どんどん人を減らしてコストカットと効率化をしたいわけです。

雇用される側からすれば「やべえ!リスキリングしないと仕事で通用しなくなる!」ってなっちゃう。まあ、しなくてもクビにはならないのが終身雇用のいいところなんですけども、会社への依存度が高まっちゃいますから、会社に何かあったらさらに「やべえ」となります。


でも一番大切なのは、リスキリングで新しいスキルを身に付ける(身に付けさせる)ことよりも、「リスキリングをしようと考える素養」を身に付けることの方がよっぽど大事だと思います。

世の中で必要とされるスキル、特にデジタルツールを使いこなすような技術的なものは、往々にして学ぶスピードよりも進化するスピードの方が速いです。そこで学ぶのを諦めるか、諦めずにコツコツ続けるか。ここが分かれ目であって、リスキリングを1度すればいいというわけではなく、いかに「リスキリングし続けるか」が、大切。

要は、日々学び続ける素養を身に付けること。習慣とモチベーションをコツコツと保つこと。そんなソフトスキルが、変化の激しい時代には必要じゃない?という感じです。

目の前のスキルを覚えながら人間的なスキルも上げていくっていうめちゃくちゃキツイことですけど、めちゃくちゃ大事だな~と思います。自律と主体性。じゃあ、そのコツコツ学ぶのをどう続ければいいの?というのはまた書きたいと思います。うぇい。


【あとがき】
初めてこんな記事を書いてみましたが、なんだか売れないビジネス本みたいになっちゃいましたね。学び続けることが大事だと思う一方で、流行するビジネス用語に惑わされて、自分の方向性を見失いたくないって常に思っているタチです。こういう記事を書く時は、表向き大事だと思っていることを書きながら、正直な現在の気持ちをあとがきに書いてみることにしよう。そうしよう。

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