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【お弁当】「昼食後の教室の臭いに勝利した」って話part1

和仁僕です。

突然だが、「昼食後の教室の臭い=(弁当臭)」に嫌悪感を抱いたことはあるだろうか。今回は、私が高校時代にその臭いに勝利した話である。(※写真は大学生の私が手作りしたもの)

 昼食後お手洗いを済まし、教室に戻ってきた瞬間に鼻にくるあの臭い。先程まで個性豊かで煌びやかだったおかず達はその香りだけを遺している。夏場は特に酷い。高い湿度と気温のせいで生ゴミに柔らかく包まれている気分になる。とにかく私はその臭いが嫌いだった。しかし、嫌悪しようにも誰も悪くないのだから仕方ない。そこで3つの作戦を実行した。

作戦①【弁当を食べない】

これは最も簡単な方法だった。
そもそも弁当臭は、”私を含めた”クラス全員が共犯である故に、嫌悪しようにも出来ない。
であれば、”私”が弁当を持参しなければ、私は共犯者ではなくなる。だから、自身を巻き込まずに嫌悪する対象がとれる。

『弁当を食べる奴は弁当臭を産み出している!私は被害者だ!弁当臭の問題は”君達”が解決すべき問題だ、臭いを減らすようにせめて努力しろ!』

最低の理屈である。

( 例えるなら、”子供を育てきったご夫婦”が、『公園で遊ぶ子供の声が煩い!』と町内会に文句を言うようなものか。)

まとめると、この作戦は「心の中で被害者ヅラすることで弁当臭に嫌悪感を抱ける」というものである。

当時の私はダイエットも兼ねて1ヶ月間実行し、周囲には「私あんまりお腹空かないから」と言っていた。しかし、午後の授業中に頻繁にお腹が鳴るものだからあまりの恥ずかしさに挫折してしまったのだ。

【お弁当】「昼食後の教室の臭いに勝利した」って話part2 に続く、

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