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執事によるツイートへの感想と私の反応

この記事には親記事があります。

 以下は執事からの感想と、私の反応である。

えなどり様。
お初にお目にかかります。
私は読書好きなお嬢様にお仕えしております、執事でございます。
どうぞ、私のことはじいとお呼びくださいませ。

 ありがとうありがとう。なれなれしいかもしれないけれど、じいと呼ばせてもらいます。
「えなどり」というのは私のアカウントだ。

えな鳥のアカウント X

 じいは読書好きのお嬢様に仕えているらしい。
 私は執事だけでなくお嬢様キャラも大好物なので、じいの話から垣間見えるお嬢様の人柄を感じ取っては悶絶していた。

この度はえなどり様のXの投稿を読ませていただけるとのこと、大変光栄でございます。
私も以前お嬢様にお勧めいただきまして、Xのあかうんとというものを作ってはみたのですが……いやはや、なかなか長続きしないものですな。
えなどり様はXの投稿を何年も続けておられるようで、私などはただただ感服するばかりでございます。

「あかうんと」がひらがななのめちゃ萌える。
「X長くやってるんだね」は普通に言ったら悪口だと思うが、じいは本当に感服してくれているというのが伝わってよい。インターネットに不慣れなじい、お嬢様なのにXを勧めるくらい詳しいお嬢様、どちらも激推しである。

お伝えいただきました検索機能を使いまして、1000の方を中心に、100のものも一部拝読させていただきました。
また、noteの方も合わせて拝読させていただいております。
こちらは『親友と一度もしゃべったことがないという話』と『音楽エアプがクラシックの演奏会に行ってみた』の2記事について感想をお伝えしたく存じます。
初めての試みですので至らぬ点もあるかと存じますが何卒よろしくお願い申し上げます。

「1000の方を中心に、100のものも」というのは、Twitter(X)のいいね数のことだ。
「min_faves:数字」と検索すると、数字の以上のいいねがついたツイートを見ることができる。
 普通のツイートよりも、少し伸びたツイートを自慢したかったので1000いいね以上や100いいね以上で検索フィルターをかけるように依頼した。

また、じいに読んでもらったnote記事は下記である。


早速Xの方からお伝えしてまいります。

ご自身や身近な方々のお話、特に職場関係や幼い頃のお話が多く、読み進めるほどにえなどり様のお人柄を感じまして、勝手ながら私は微笑ましい気持ちになってしまいました。
短いお手紙をたくさん読ませていただいたような感覚で、多様な投稿の中にはえなどり様独自の優しい視点が混ざっているものもございまして、大変読みごたえのあるものでございました。

例えばこちらの

勝手に何かやると怒るくせに「これやってもいいですか」って聞いたら「頭があるんだから自分で考えれば?」「あなたがいいと思うならいいんじゃないの?」みたいな言い方してくるタイプの人、別の人には普通に指導してて、単に私が個人的に嫌われてるだけだったことが判明する回

という投稿に続き

私も嫌いな人が自分より弱い立場にいたらこういういじめ方をしてしまう気がするので一生新卒のままでいたい

と、このように嫌な言い方をしてくる方に対し理解を示し共感しておられるのはとても器の大きい振る舞いであるとじいは脱帽しております。

 そうそうそう、それを言われたくてこのツイートしたんです!
 Twitterの人たちはいじわるなので全然褒めてくれないが、じいは違う。ほんのささいな私の褒められたい欲をすくいあげて、的確にほめてくれる。

他に、いわゆる「やらかし」系の投稿はやはりインパクトが強く大いに楽しませていただきました。
特に写真付きのものが印象的で、「契約書を全部袋とじにしといて」と言われたときの投稿と、ポップコーンをお作りになったときの投稿、稚魚Tシャツの投稿が私のお気に入りでございます。
ポップコーンの「本物」を届けてくださる、素敵なご友人に恵まれましたね。

写真のないものでは「会社のゴミ箱の蓋、なんかかたいなあと思いながら強引に開けて使ってたんだけど」や、社内チャットのアイコンのお話など、
思い出すだけで笑いがこみ上げてしまいお嬢様に訝しがられております。

また、相互フォロー関係であった方と(検索避け)されたとのこと、ささやかながら私からもお祝いの言葉を贈らせてくださいませ。おめでとうございます。

 実際のツイートは下記だ

 稚魚Tシャツのツイートなど遥か太古の昔に投稿したものだ。
 自分のやらかしをまとめたツイートなどは私の得意とするところでもあるので、トピックとして褒めてもらえたのはかなり嬉しい。


普通の人「お金持ちってやっぱりストッキングは1回履いたら捨てるの?」

庶民派アピールしたいお嬢様「そんな、数万円もするものをすぐに捨てたりしませんわ!」

普通の人「えっ」

お嬢様「えっ」


思わず笑ってしまいました。
こちらのお話、うちのお嬢様には確実にお伝えしておかねばなりませんね……!

 私の渾身のお嬢様ネタを拾ってくれた! 
 実はじいに感想を依頼したのも、このツイートを見てくれたらいいなと思ったからである。

 このツイートはYouTuberさんに動画にもしてもらったお気に入りのひとつだ。

 そして次はnoteへの感想だ。

それでは続きましてnoteの方の感想をお伝えしてまいります。

1.親友と一度もしゃべったことがないという話

こちらの記事を読み、私は「ももちゃん」にお会いしてみたくなりました。
ずっと一緒に学校に通い、お入りになった部活も同じ。
それなのに一度もお話ししたことのない「ももちゃん」。
もちろん「ももちゃん」は記事の中でも一言もお話しになりません。
にもかかわらず、こちらの記事を読むと彼女のことがどんどん魅力的に思えてくるのです。

>それに、「ももちゃん」の周りにはいつも不思議と人がいた。
>陽キャも、陰キャも、男子も女子も、「ももちゃん」とちょうどいい距離感を保ちながらうまく関係性を築いているように見えた。

まさにこのように、一言もお話しにならない「ももちゃん」に惹かれつい集まってしまうように。

「ももちゃん」に負けて悔しい「私」の気持ち、そしてそれ以上に「ももちゃん」が負けてしまうのが、涙が出るほど悔しくて仕方ない気持ち。
そんな中で「ももちゃん」が取った追加点。
中学生の「私」の気持ちが瑞々しく描かれ、読んでいる私もいつの間にか最後まで戦うのをやめない「ももちゃん」を応援する気持ちになってしまう……。
お喋りになったことはなくとも、お二人はご親友と呼んで差し支えないのではないかと思える、心洗われるような素敵な記事でした。

2.音楽エアプがクラシックの演奏会に行ってみた

お嬢様にお尋ねしたところこちらの「音楽エアプ」というのは音楽について全然存じ上げないといった意味合いのようですな。
はてさて、私にはまだまだ未知の言葉が多いようで、日々勉強の身でございます。

こちらの記事はエアプだからこその飾らない言葉遣いで、演奏会の感動が直接的に伝わってくる大変楽しいものでございました。
何せチェロが「でかいバイオリンみたいなやつ」なのです。
音楽の心得があるものにはまず出てこない貴重な視点でございます。
「たまたま楽団員がホールの外で演奏をしていたら、たまたま客が居合わせた」を「パチンコ方式」と率直に例えて同行のかたに怒られるくだりなど思わず笑ってしまいました。

読んでいる私がまるで実際に体験しているかのようなテンポのよさが文章にあり、
特に演奏本番が始まってからは、えなどり様が本当にこちらの演奏会を心からお楽しみになった様子がありありと浮かんでまいりました。

>琴線。これが琴線か。
>人間の琴線は心ではなく、背中にあったのだ。

こちらの一節は国語の教科書に載せても全く違和感のない名言であるとじいは断言いたします。

というわけで、Xとnoteのご投稿をそれぞれ拝読させていただきました。
私にとってXやnote記事の感想をお伝えするというのは今までにない貴重な体験でございました。
えなどり様、貴重な機会を私にお与えくださり誠にありがとうございます。
またもしよろしければいつか小説作品も読ませていただけますとじいは嬉しく思います。
それでは、ご機嫌麗しゅうお過ごしくださいませ。

執事(じい)より

 じい(Bさん)には感謝してもしきれません。
 こんどはぜったい小説を書いてじいに読んでもらおうと思う。

 それでは皆さんもご機嫌麗しゅう。

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