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人類が去るとイノシシが跋扈し、スマホバッテリーは交換できずバスマジックリンはこすらなくていい世界で、インスリンはオープンソースされるのか

ちょっと、提案書書かないといけなかったので、時間が。ゆえに小ネタだけがたまっていく。つまり小ネタ集である。

人類が去るとイノシシが跋扈する

福島の人間が立ち入らなくなった地域で、ブタとイノシシの雑種が増えているようだ。チェルノブイリも野生動物の天国になったという話はあった。

こういう特殊な環境は、生物学者にとって非常に興味をそそるものらしい。総じていうと、放射線は動物にとっても決して良いものではないが、種の存続を妨げるレベルまでは至ってないなどと言われている。とはいえ、議論の尽きないエリアらしい。

スマホバッテリーの陰謀

どうしてスマホのバッテリーは簡単に交換できないのか。修理が面倒なのを嫌って、携帯を買い替えてしまう人は多い。しかし、それはエコではないのでは?と言われると、そうかもと思う。

この仕様が無駄に消費者に買い替えさせることになっていると、怒りの声もある。そりゃそうだろう。まあ内臓でもいいから簡単に変えて欲しい気はしなくもない。

とはいえ、現在でも素性のよくわからないバッテリーに交換してくれる業者はあるわけだが、質の良くないバッテリーが事故を起こす例はなくはない。特に工具類のインディーズバッテリーとか危ないっていうよね。

だから、簡単に交換できるのは危ないんだっていう説もある。

バスマジックリンを信じろ

風呂掃除といえばバスマジックリンだが、実はこすらなくてもいいと知っていただろうか?聞いたことはあったかもしれない。もちろん、自分はガシガシこすっている。

バスマジックリンが発売されたのは1973年。確かに、この古いのには見覚えがある。その後1995年にリニューアルされ、こすらなくても泡の力で汚れが落ちるものに生まれ変わったらしい。

掃除好きな人に言うと怒られるのだが、極端に汚くなっているケースは別として、わりとあれは気分のものなんじゃないかと思っている。こすらない商品になって売上も伸びたと言っているが、結局相当な割合の人がこすっているようだし、こするマジックリンも売ってくれたらよいのではないだろうか。

バイオハカーはインスリンをオープンソースする

糖尿病患者に必要とされるインスリン。どうやらアメリカではめちゃくちゃ高くなっているらしい。

インスリンは、かつてはウシやブタのすい臓からの抽出物を精製してつくっていたらしい。科学の発展とともにインスリンの構造は解明され、1979年についにインスリンのDNAが特定された。そこから間もない1982年、バイオ医薬品として、遺伝子組み換えヒトインスリン製剤が発売された。なんでも、細菌にヒトインスリンの作成に必要なDNAを導入して培養して作られているらしい。

https://www.sci-museum.jp/files/pdf/study/universe/2014/04/201404_06-11.pdf

2001年には、ヒトインスリンを改造したインスリンアナログ(似たものの意味)なる医薬品も開発されている。

そういう歴史の古い医薬品であるが、どうやら製薬メーカーが製造方法を微調整することで特許を維持しているらしく、ジェネリックが参入できない状況が続いているようだ。そこで、バイオハッカーたちが、特許侵害せずに一般公開できるインスリン生成方法を開発すべく、オープン・インスリン・プロジェクトなるものを立ち上げた、という話のようだ。もう6年ほどたつようだが。

なんかこう、誰でもどこでもガレージで薬を作れるみたいな話は行き過ぎな気がしなくもないけど、バイオハカーがみてる未来ってそういうのだよね。ほんとうにそのレベルまでバイオサイエンスは一般的な知識になるんだろうか。


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