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題材をいちおう挙げておきながら、無理やり自分のしたい話に持っていくのは常套手段だ。分業、システム化、学び、そして会議。

ニンテンドーダイレクトを見ながら迅速に書く

大谷翔平からむりやり資本論に

■何を無理やり言い出すのかと思ったら、分業の話だった。資本論を持ち出すほどの話だったんだろうか。ちなみに、自分はもちろん資本論は読んでいない。なにで聞いたか忘れたが、『資本論』はインテリアとしては世界中で広く愛好されているが、実際に読んだ者はほとんどいないと言われている。

さて、分業や生産性の追求等の近代化が人々に何をもたらすかと言うことは、特に語るまでもないぐらい明らかな事で、だんだん仕事がつまらなくなっていく。そこからいろんなことが起こる。

自分は、「システム化」という言葉で、それをdisることが多い。何かトラブルやエラーが起こった時に、再発しないような仕組みを設けましょうみたいな話になるのは、非常に近代的だ。しかしながら、結局そうやってシステムを構築していくと、人間はやる気が無くなって、さらなる想定外のトラブルを呼び込んでしまったり、システムを運用する事だけを考えた結果、よけいなことを考えなくなり、その結果、形式的に沿ってればなんでもいいんじゃね?みたいなモラルの崩壊を招いたりする

何か問題があった時に、人材を教育しようとか、ちゃんと考え方や価値が伝わっているか確認しようとか、そういうことを差し置いて、ルールが足りなかったとか、明確じゃなかったとか、そういう風に考えてしまうのを「きっちり病」といって最近ひたすらdisっているのだが、ルールが曖昧だからと言って、組織のためにはどうするのがベストか、みたいなことを考えない人間を放置している事のほうが結局は問題が大きい

ワンミスで人が死ぬような現場はまた話が別だが、細かいことをシステム化すればするほど、頭を使って仕事しましょうとか、困ったら仲間に相談してみましょうとか、そういうのが失われていくものである。幸い、じゃあそういうのをやめたらどうなるかというのは、ネットフリックスが企業ぐるみで実験してくれている。フォロワーもそれなりに出るだろうし、いずれは社会の中でこなれてくるのではないかと思う。とりあえず、管理系の業務に関わっている人は、今の時代『NO RULES』は踏まえておかないといけないのではないかと思う。

まあ、大体こういうのは、成功企業のドヤ本なので、どこまで妥当なのかと言うのは結構アヤシイところなのだが、はやり物が人々に与える影響は決して無視できないものなので、そういう観点でいちおう知っておくというのが重要なんじゃないかと思う。

■題材をとっかかりにして、全然関係ない話を無理やりするという、記事の趣旨に沿った展開をしてみた。我ながらよくできたと思う。

セガで学ぶ

■ゲーム開発というのはある意味ハイテクの権化のような産業であり、そこには様々な知識が集う。そんな一幕を見せてくれる、SEGAのテックブログ。数学も教えてくれるぞ。

■読んでも全然わからない。こういうのを勉強して実務で使っている人はすごいなあと思う。自分が活かせるかどうかではなく、知らないことや自分に理解できないことが沢山あることを知るのは楽しいことである。

ビデオ会議に非同期は持ち込まれるのか

「以前はちょっとした情報交換で済んだものが今では30分のZoom会議になっていて無駄だと、我々はみんな気づいている。」

確かにそのとおりだ。昨今disられがちな電話だが、電話の弱点も、同期コミュニケーションであるところにある。対面も同期コミュニケーションじゃんっていう話はもちろんあるので、「以前は職場で5分話せば済んだ話」というのは、若干疑わしいところがなくはないが、対面の場合は情報量を多くできるので、ちゃんとやれば、確かに話を早く済ませることはできる。

だいたい対面でもダメなのは、身振り手振りでしか話さないやつで、例えば数字の話をしてるのに、資料の一枚も持ってこないとかありえないと思うんだが、実際そういうやつは多い。電話族も、概ねそういうタイプが多いので、いっそやめてしまえという話はわからなくもないところである。

web会議も結局話としては同じで、なんか取り敢えずガンクビ揃えてワーワー喋ってることになんにも意味はないと思う。そういう意味では、アウトプットが苦手なやつに取り敢えず動画でしゃべらせといて、みんなは、要点だけコメントするというのは、最初はなにそれ?と思ったが、妥協の産物としてはある意味合理的なんじゃないかという気もしてきたところである。

どっちにしろ、身のあるweb会議は資料をみながらなんかするタイプのやつかと思うが、しっかりした資料を出せるのであれば、逆にわざわざ時間をとって会議をすることもないのではないかという疑いがある。結局、身振り手振りでしか物事を表現できない人のためにやっているのが会議というものの一面なので、あるべきはどうかというより、こういうよくわからないサービスとかのほうが、実際は役に立つのかも知れない。


なお、今回のニンダイE3も強力なラインナップだった。恐ろしい会社だ。


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