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マグネシウムが不足すると、カルシウムがいつまでたっても元に戻らないため、こむら返りなどの筋肉の痙攣

ストレスによってマグネシウムが激減することがわかった。ゆえに、ストレス時には体が使用したり分泌したりするマグネシウムを補う必要がある(中略)ストレス下では、砂糖に対する快楽反応が高まる。これはおそらく砂糖がストレスと闘うエネルギーを与えてくれるからだろう。

健康長寿に欠かせないのがマグネシウム、亜鉛、鉄という3つのミネラル(中略)マグネシウムは他のミネラルとタッグを組んで働いています(中略)マグネシウムが不足すると、カルシウムがいつまでたっても元に戻らないため、こむら返りなどの筋肉の痙攣や狭心症発作が起こりやすくなります。

筋肉中のマグネシウム濃度が低い場合は元に戻すまでに数週間から数か月間、このミネラルの補給が必要

ぎっくり腰になるというケースがありますが、それには筋肉にたまった乳酸やマグネシウム不足も関係

チョコレートをむさぼるように食べるのは、マグネシウム不足の徴候

副腎疲労の患者さんには、チョコレート中毒の人が相当います。もしも気分転換にひとかけ以上の量を欲してしまうなら、体がマグネシウムを必要としている状態です。マグネシウムが不足して、女性ホルモンのひとつであるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が不十分だと、PMS(月経前症候群)の症状が惹き起こされます。このため、月経前につらい症状がある女性はチョコレート好きの人が多いのです。マグネシウムは、玄米や納豆、しらす干し、海藻類、干しエビなどに多く含まれています。

カルシウムはマグネシウムを排出する作用があるため、カルシウムとのバランスが崩れると、マグネシウム不足に陥る危険性があります。特に副腎疲労の方は、慢性的にマグネシウムが不足している傾向が強いので、マグネシウム対カルシウムの摂取の割合は、1対1(健康な人は2対1が目安)(中略)海水塩に入っているマグネシウムには、血管を拡張する ※引用者加筆.

マグネシウムの補給には、グリシン酸マグネシウムのパウダー(ほとんどのサプリメントに含まれる結合剤が使われていない)を1日400から600ミリグラムから始める(※飲む場合のパウダーの摂取量は約3グラム)(中略)3グラム中のほとんどは分子中のグリシン部分であることを覚えておこう。マグネシウムのサプリメントは中程度の用量でも下痢を起こすことがあるが、グリシン酸塩はその可能性が最も低い(中略)筋肉中のマグネシウム濃度が低い場合は、元に戻すまでに数週間から数か月間、このミネラルの補給が必要 ※引用者加筆.

マグネシウムのサプリメントをとると、学習能力や記憶力が高まり、加齢による認知機能の衰えを抑制(中略)スピルリナは藍藻類の一種でDHAとEPAを多く含むので、オメガ3の摂取量を増やすのに役立つ。粉末か錠剤で入手できるこの藻類は、本章で推奨するマグネシウム、亜鉛、ビタミンB12、ビタミンB6、葉酸といった栄養素も多く含んでいる。またスピルリナには、セロトニンの生成に不可欠なトリプトファンを含む九つの必須アミノ酸もすべて含まれている

マグネシウムは人体にとってもっとも貴重な栄養素のひとつだ。確認されているだけで、600以上の細胞プロセスに関与する(つまり、マグネシウムがなかったらできない、もしくは効果が見込めないプロセスが600以上ある(中略)マグネシウムレベルを改善すると、睡眠効率が高まり、メラトニンの働きが改善し、コルチゾールレベルが低下(中略)マグネシウムレベルを改善すると、脳年齢が9歳若返る(中略)私は局所的に摂取することが多い(皮膚を通じて体内に取り込むのだ)。エプソムソルトを入れたお風呂に浸かってもいいし、超臨海抽出した成分をスプレーしてもいい。

体内のマグネシウムレベルを安全かつ効率的に高めるには(※「イーズ・マグネシウム」スプレーなど)皮膚に塗るのがいちばん ※引用者加筆.

ビタミンDが適切な範囲にあれば、マグネシウムの吸収が良くなる(中略)(※サプリで)ビタミンDを大量にとると血糖値が上昇する危険が(中略)マグネシウムは体内の酵素の働きをサポート(中略)(※サプリで)ビタミンDが過剰になるとマグネシウム欠乏症が(中略)幸いなことに、太陽光線をいくら浴びてもこうしたこと(※血糖上昇、カルシウム沈着、マグネシウム欠乏症)は起こらない。皮膚でのビタミンD生成は、一定量に達したら停止する  ※引用者加筆.

血管の攣縮(筋肉の痙攣、不整脈など)の症状

カルシウムは興奮の主役の「夫」で、「妻」のマグネシウムは内助の功でサポートします。夫が不足すると、神経が興奮しっぱなしになります。すると血管の攣縮(筋肉の痙攣、不整脈など)の症状が現れますそんな時に良妻のマグネシウムが、「アンタ程々に」となだめる役割(中略)ビタミンDが欠乏すると、カルシウムとマグネシウムの欠乏が起こり、身体を支える骨の健康の維持ができなくなり、成長期における骨の強度不足に(中略)マグネシウムは300以上の代謝に補酵素として必要で、欠乏すると重大な問題が多く起こります(中略)この二つのミネラルは、どちらも骨に含まれていて、血中濃度は生体恒常性によって厳密に調整され、不足すると身体は骨を壊して維持しようとします

マグネシウムを筋膜に吸収させるためのステップ:1)日中、定期的にカルシウム水を飲む。ステップ2)甲状腺ホルモンを活性化するために汗をかく。ステップ3)日光を浴びる。ステップ4)お風呂にマグネシウムを入れる。ステップ(1)~(4)を3日以内に完了させる。


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