重力が引っ張るのではなく、空間が押す
一九六九年に宇宙飛行士が月にたどり着いたときには、この速度（※時速四万二〇〇キロメートル）に達する必要があった（中略）（※ニュートンの法則に基づくと、この）速度に到達しなければ、地球の周回軌道に入るか、地上に戻ってくるかのどちらかになる（中略）万有引力は錯覚（中略）物体が動くのは、重力や遠心力で引っ張られるからではなく、周囲の空間の湾曲（※地球の質量が頭上の空間を歪ませること）によって押されるから（中略）重力が引っ張るのではなく、空間が押す（中略）（※宇宙で）重力がないように見えるのは、宇宙船が宇宙飛行士と同じ速度で落下しているから（中略）なぜ地球に生命が存在できるのだろう？ 太陽（※太陽が水素でできているのならアインシュタインの式 E=mc2によってエネルギーとなる）という外部のエネルギー源があるからだ。地球は閉じた系ではない（※E=mc2という式は、星々のもつパワーを説明し核力を明らかにするのに役立つ）（中略）したがって、熱力学第二法則には抜け道がある。太陽光によって、高度な形態への発展が可能になるのだ（中略）地球のコアは、ウランやトリウムなどの放射性元素の崩壊によって温められる（中略）途方もないパワーはすべて核力によって生まれている（中略）ダークマターには質量はあるが電荷がない（中略）ダークマターは、見えない物質として銀河を取り囲み、銀河がばらばらになるのを防いでいる（中略）（※クォーク理論）を数学によって証明できた者はいない。それどころか、多くの物理学者は証明をなし遂げることをあきらめてしまっている。その代わり、ヤン＝ミルズの方程式（※ヤン＝ミルズ粒子が糊の役目を果たしクォーク同士を結びつけて陽子を作るクォーク模型）はコンピュータで解かれている（中略）電子やクォーク、ヤン＝ミルズ粒子は、同じひもが奏でる異なる音符にすぎない（中略）量子重力理論は、一一次元の時空にかんする数学の課題ではなく、次元をまたぐ宇宙の救命ボートとなって、知的生命が熱力学第二法則をうまくかわし、はるかに温和な宇宙へと脱出することを可能にする ※引用者加筆.
（※天の川の銀河の中に交信できる文明がいくつ存在するかを計算する）ドレイク方程式の意義は、地球外生命について私たちがもっている思い込みを考え直し、この大きな問題をめぐって、私たちは何を知っているのか、そして何を知らないのかを明らかにすること（中略）（※素粒子物理学の）標準模型（※手作業で代入する自由パラメータ（クォークの質量や相互作用の強さなど）が二〇個ほどある）のパズルの最後のピースとなったヒッグス粒子も、標準模型が自ら予測していたものだ。その後の歳月のあいだ、粒子実験によって、標準模型があらかじめ予測していなかったものは、何も見つかっていない（中略）宇宙の95パーセントを占める（※仮定のなかの普遍の宇宙定数である）ダークエネルギー（※空間を引き伸ばす性質）とダークマターが、どのように基礎物理学に結びついているのか、私たちにはわからない（中略）知識も、すべての人間が死に絶えたなら消えてしまうとしても、いまこの瞬間にその知識があるということが素晴らしい。※引用者加筆.
おっぱい星人は、もしおっぱいだけを重要視し、くびれを問題にしないとすれば、それは繁殖にあまり意味をなさないことになります。しかしもし、無意識のうちにくびれもチェックしているというのなら、それは妊娠のしやすさをチェックしていることになるでしょう（中略）実は、お乳の出と関係があったのは、お尻と太ももの大きさでした。お乳はお尻と太ももの脂肪を原料としてつくられているのです。おっぱいは関係しない
女はオッパイかお尻ではなく 頭を使うべきだと言うけれど、でも女はすべてを使うべき。（マドンナ）
神経学者は、「脚と性的興奮を感じる場所が脳の中の近いところにあるのは、女性の方が多い」と言っている。靴愛好家に女性が多いのはこのためである。
テレビドラマ『セックス・アンド・ザ シティ』のキャリー・ブラッドショーを見ればわかるが、女性もけっこう、自分の足を見てエロチックな気分になるようだ。そのことは、女性も自分の足が男性の性的興味の対象になっていることに、（たとえ本人が意識していなくても）気づいていることを示している
普通の人で足フェティッシュ（性的喜びを引き起こす対象物）になることの基盤についてあれこれ考えた。これは、精神生活の中心であるとまでは言えないが、だれでも興味をそそられるテーマである（マドンナの著書『sex』は、足にまる一章さいている）（中略）なぜほかの長い部分ではいけないのか。なぜ手や鼻はフェティッシュにならないのか。私の意見では、理由はごく単純で、脳のなかで足が生殖器のすぐ隣に位置しているからだ。
「根性」というと、なんとなく汗と涙のイメージです。 実際の根性は、涼しい風です。
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