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他人の”奴隷”だった人生。でも実は、それを選んでいたのは他の誰でもない”自分”だった。

はじめまして。1990年生まれ、わみんと申します。

このnoteは、日々、弱い自分を変えるために奮闘する、わたしの備忘録です。もしかすると、私の知識が、いま苦しいパートナーシップや人間関係で悩んでいる方の為になるかもしれない、と思ってここに書いています。

苦しかった20代の結婚生活。

2019年。まだ私が苦しい結婚生活を続けていた頃。
自分を苦しめている「負のスパイラル」に気づき、そこから脱却すべく、現在のDラボに加入しました。たしか当時は、まだDaiGoさんが、ニコニコで動画配信されていた時期かと思います。

元夫は、自分の思い通りにならないと、気が狂うほど暴力的な行動に出ていました(家の壁に穴をあける、冷蔵庫を壊す、他人に対して暴言を吐くなどなど…)。でも次の日にはケロッとして何事もないかのようにしています。はたまた、後からわかったのですが、彼は風俗にも通ってつめていたようです。そんな状況で私は、何とか彼をなだめようとしたり、心の底から「私は彼のいちばんの理解者だから、彼から離れてはいけない!愛されるために努力しなきゃ。」と自分に言い聞かせていました。(今思うと怖いなぁ。)

当時は、自分の人生がどうして苦しいのか、どうして毎日不安でたまらないのか、、そしてどうしていつも一生懸命生きているのに報われないのか、、、全くわかりませんでした。私には何かが足りない、もっと何かをしなければ幸せになれないんだ、、と本気で考えていました。

自分は馬鹿だから苦しんでいるんだ。(彼はよく私に「わみんは馬鹿だね」と言っていた。)
人間的に劣っているからいい人間関係が作れないんだ。(パートナーが悪いんじゃない、私のせいだ。)
パートナーが私を愛してくれないのは私に人間としての魅力がないからだ。(彼が怒るのは私のせい、私がもっといい人間にならないと!)…

昔の私の思考の例

などなど、いま思い出すだけでも苦しくなるような思考の数々。これらを20代のころの私は、毎日自分に投げかけていました。

苦しみの原因は、自分の〇〇だった。

様々な知識を得た結果、原因は自分自身の「思考の歪み」にあるんだということが分かりした。ただ、30年という長い年月のおかげで、この悪魔ちゃんはなかなか私から居なくなってはくれません。まあ、そもそも無くせるものではなく、付き合っていかねばならないのですが。

かれこれ、5年近く、心理学のあらゆる方法を試してきました。ACT、セルフコンパッションを始め、最近ではスキーマ療法にもトライしています。その結果、少しずつですが、自分を苦しめる悪魔ちゃんと、なんとか共同生活できるようになってきたような気がします。少しずつ、悪魔ちゃんと自分を切り離して生きられるようになってきたし、そして何より、今は新しいパートナーができました。まだまだ奮闘中ですが。

パートナーシップは2人で作るもの。だけど…

ただ、悪魔ちゃんは時々悪さをしますので、いまのパートナーシップにも時々攻撃を仕掛けてきます。むかしから私に馴染んでいる「思考の歪み」がいるからです。そのせいで、私はわざと相手を傷つけたり、わざと相手を困らせたりしてしまい、それが結果的に自分をさらに苦しめる負の連鎖を引き起こします。結局、パートナーシップとは1人で作るものではなく、2人で作るもの。一方が私の様にいい人間関係を拒むような方法で相手に近づけば、いい人間関係がどうして作れるでしょうか?…まぁ、それは出来ないでしょう。

時間をかけて悪魔ちゃんとの付き合い方を見つけること。

結論、この自分の中の悪魔ちゃんとどうやって付き合っていくのか、それを日々知って、そしてうまくなだめながら、共に生きていかなければなりません。なにせ、30年も一緒に居たので、いきなりサヨナラは出来ません、もう頭の中の住人ですからね。

一緒に生きていくしかないこの悪魔ちゃんと私の備忘録。
もし読んでくださっている方も共感できることがあれば、教えていただけたら嬉しいです。

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