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エンジニア採用の第一歩!初心者向けITエンジニアリング基本知識

こんにちは!ワミィの長川です。
今回はエンジニア採用に必要な基本的な知識を、わかりやすくお伝えします。これから紹介する情報は、エンジニアを採用する際に役立つ基本的なITエンジニアリングの知識です。ぜひ参考にしてください!

▶▶▶学習のゴール◀◀◀
採用要件の技術用語の意味を理解できるようになる
候補者のスキルセットと経験をイメージできるようになる


1.プログラミング言語

1-1.プログラミング言語の種類

プログラミング言語には多くの種類があります。代表的なものとしては、Python、Java、JavaScript、C++、Rubyなどがあります。各言語には特徴があり、用途に応じて使い分けられます。例えば、Pythonはデータサイエンスや機械学習、Javaは企業システムやAndroidアプリ、JavaScriptはWeb開発でよく使われます。

代表的なプログラミング言語

1-2.プログラミング言語の歴史

プログラミング言語の歴史は長く、1950年代から始まります。初期の言語にはFortranやCOBOLがありました。その後、C言語が登場し、オブジェクト指向プログラミングの基礎となるC++やJavaが生まれました。2000年代に入ると、PythonやRuby、JavaScriptが注目を集め、現在では多様なプログラミング言語が存在しています。

出典:SAMURAI ENGINEER Blog
https://www.sejuku.net/blog/124434

1-3.プログラミング言語別求人数ランキング

プログラミング言語別の求人数ランキングを見てみましょう。一般的に、Java、JavaScript、Pythonが上位にランクインしています。JavaScriptはWeb開発の需要が高く、Javaは企業システムの開発で広く使われています。Pythonはデータサイエンスや機械学習の分野で需要が急増しています。

出典: 「レバテックキャリア」の正社員向け新規求人データ
(調査期間 2023年12月1日~2023年12月31日)

1-4.プログラミング言語別平均年収ランキング

プログラミング言語別の平均年収ランキングでは、GoやRust、Scalaといった言語が高収入の傾向にあります。これらの言語は、高性能なシステムやビッグデータ処理に適しており、専門的な知識が求められるため、年収も高くなります。一般的な言語では、PythonやJavaも比較的高い年収を得られることが多いです。

1-5.トレンドのプログラミング言語

トレンドのプログラミング言語には、KotlinやSwift、TypeScriptがあります。KotlinはAndroidアプリ開発、SwiftはiOSアプリ開発に使われます。TypeScriptはJavaScriptのスーパーセットで、より堅牢なコードを書くために使われます。これらの言語は、最近の開発現場で注目されています。

2.ライブラリとフレームワーク

2-1.ライブラリとフレームワークの種類

ライブラリとフレームワークは、エンジニアの作業を効率化するためのツールです。フロントエンド開発ではReactやVue.js、サーバーサイド開発ではSpring FrameworkやDjang、Strutsが代表的です。Reactと言えばJavaScriptというようにプログラミング言語が連想できると良いですね。(読み方にも要注意!)

代表的なライブラリ/フレームワーク

<ライブラリとフレームワーク何が違う?>
ライブラリ:特定の機能を提供し、必要な部分だけを取り込んで使用
フレームワーク:アプリケーション全体の基盤を提供し、開発の流れや構造を整える

2-2.ライブラリとフレームワークの知識を採用にどう使う?

採用面接では、候補者がどのライブラリやフレームワークを使ったことがあるかを確認しましょう。これにより、候補者の実務経験やスキルセットを把握できます。また、ライブラリやフレームワークを使った具体的なプロジェクト経験を聞くことで、実際の業務にどれだけ即戦力となるかを判断できます。

3.インフラ

3-1.オンプレミスとクラウド

オンプレミスとは、自社でサーバーやストレージを運用する形態です。一方、クラウドは外部のクラウドサービスプロバイダーを利用する形態です。クラウドはスケーラビリティやコスト効率が高く、近年多くの企業がクラウドに移行しています。

3-2.パブリッククラウドの5大ベンダー

パブリッククラウドの代表的なベンダーには、Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform (GCP)、IBM Cloud、Oracle Cloudがあります。これらのクラウドサービスは、多様な機能と高い信頼性を提供しています。エンジニア候補者がどのクラウドサービスに詳しいかを確認することは重要です。

3-3.パブリッククラウドの世界シェア

パブリッククラウドの世界シェアを見ると、AWSが圧倒的なシェアを持っています。次いで、Microsoft Azure、Google Cloudが続きます。これらのクラウドサービスは、企業のITインフラを支える重要な役割を果たしています。エンジニア候補者がこれらのクラウドサービスを使いこなせるかどうかは、採用判断において重要なポイントです。

出典: Synergy Research Group
パブリッククラウドシェアの推移
https://www.imagazine.co.jp/synergy-cloud-market2023-4q/

4.ITエンジニアの職種

受託会社(SIerなど)と自社サービスやプロダクトを開発する会社でITエンジニアの職種が異なります。一般的に受託会社ではSE、自社開発をする会社には業界や扱う領域により様々な職種があります。
代表的な職種には、フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニアがあります。フロントエンドエンジニアは、ユーザーが直接触れる部分の開発を担当し、サーバーサイドエンジニアはサーバーサイドの開発を行います。

代表的なITエンジニアの職種

5.まとめ

エンジニア採用の初心者に求められる基本的なエンジニアリングの知識について、プログラミング言語、ライブラリとフレームワーク、インフラ、ITエンジニアの職種という観点から説明しました。エンジニア採用では、これらの基本的な知識を持つことが重要です。皆さんの採用活動が成功することを願っています!


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