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自転車で173km完走した時の話

今月はちょっと面白いことが起きています。

例えば、しばらく連絡がなかった友人から連絡が来て、こんなことをやりたいなと思ってたことを一緒にやりませんか?というお誘いがあったり、

新しいアイデアを思いついた時、それをどうやって実行したら良いのか分からずにいたら、所属してるコミュニティで誰かが答えを教えてくれたり。


なんだかとてもタイミングが良いんです。
他にもタイミングが良いな、と思うことが日常で頻発しています。


初期設定が大事

そこで最近の自分を振り返ってみたのですが、最近私は「きっと大丈夫、できるはず!」そんな風に思ってることに気付きました。だから結果としてタイミングよく答えが貰えたり、なぜか上手く行くのです。


ちょっと前までは、とてもしんどくて「もう無理」って思ってました。だから結果もイマイチだし、タイミングも悪い。結局、仕事も人生も選んだことしか起きないのだなと思います。


いやいや、選んでないけど期待してることは起きない、という場合はまずは設定から変える必要があります。初期設定のお話はこちらを参考にしてください→ https://ameblo.jp/jf-2020/entry-12671808069.html


自分の中の設定、どんな風になっていますか?
「きっと無理」
「きっとできる」
どちらにするかで現実は結構変わってきます。


「もう無理」と思う日もある

設定自体、「きっとできる」となっていても、日によっては「もう無理」と思うことだってあります。気持ちが上がったり下がったり、そんなことの繰り返しです。

でも、「もう無理」と思うことがダメだとは思いません。


最近私は、今日の状態を5段階で点数をつけています。朝まだぼんやりしてる間に、今日の自分は何点かな?と考えてみるのです。
ちなみに、一昨日は4、昨日は2、今日は3。


2だった昨日は目が覚めた瞬間からザワザワしました。当然気分は良くありません。でも、「確かに不安を感じてるわ」と感情を味わったら、次は「道半ば、今進んでいるところ」とゴールを思い浮かべて1mmだけ進もうと決めました。どんなにスピードが遅くても良いから。


173kmのサイクリングイベント

そんなことを始めたのは、前に夫婦で参加したイベントのことを思い出したからです。


もう7年前のことです。夫と私は、サイクリング・ツール・ド・おきなわというイベントに参加しました。センチュリーライドとも呼ばれているこのイベントでは、沖縄北部をぐるりと回りながら、やんばるの大自然を満喫することができます。プロ・アマのレースと市民サイクリング(50km・90km・173km)があり、私たちは市民サイクリングの173kmにエントリーしました。


海岸線をぐるりと半周以上する、走り応えのあるコースです


ちなみに、私はこのイベントに参加する2ヶ月前に初めてロードバイクを購入した初心者です。ビンディングシューズ(ペダルと足を固定する自転車専用シューズ)に慣れず、何度もこけ、体中があざだらけになりました。


でもやる気は満々です。イベントに参加すると決めた日から、自宅にあるフィットネスバイクでトレーニングを開始し、徐々に負荷をかけながら、1ヶ月で数百キロ漕ぎました。


イベント当日は朝から雨。アップダウンが激しすぎて過酷過ぎるサイクリングでした(汗)。

アップヒルでは脚が痛くてペダリングをやめたくなってしまうし、ダウンヒルではスピードメーターに40kmと表示されているのを見て、手が震えそうになりました(いや、震えてました。実はスピード恐怖症です)。やんばるの自然を満喫する余裕なんて殆どありませんでしたが、11時間かけてゴールしました。

平坦な道は走っていて気持ちが良い時もありました


途中、何度も心が折れました。90km地点で大雨となり、リタイアする人も少なくありませんでした。何度も登り下りを繰り返し、もう無理と思ったけれど、東京から自転車を運んで参加してるのです。こうなったら意地です。参加経験がある夫とゴールしたい、すでにゴールしたことがある夫にリタイアなんてさせたくない、そんな一心で自転車を漕ぎ続けました。


ゴールして分かったこと

100kmでリタイアしようと思ってイベントに臨んだ私が、いつからゴールを目指したのか定かではありません。でも、この経験から、ゴールを目指すまでの道中、気持ちの面でアップダウンは付きもの。止まってしまいそうな時は、ゴールすることだけをイメージして歩みさえ止めなければ、最後はゴールに到達することを身をもって経験しました。明確なゴール(この時は夫婦でゴールテープを切る!)はやっぱり何よりのモチベーションです。

道中、休憩所で甘いものを食べたり休み休み進んだのも良かったのかもしれません。(休憩所にはサーターアンダギーなどが振る舞われましたが、食べ過ぎるとお腹が重くて漕げなくなります。)

過酷過ぎるイベントの内容はこちらに詳しく書かれています。

さて、イベントが終わり東京に戻った私は、ゴールできたことが嬉しくて、あの感動をもう一度味わいたいと思うようになります。2ヶ月後、再び沖縄へ(懲りない私)。

美ら島オキナワCentury Runに参加し、160km完走しました。こちらは沖縄南部をぐるりと回るコース。「北部に比べて楽だよ」という夫の言葉を信じて参加しましたが、こちらもかなり過酷なサイクリングでした(汗)

センチュリーライドは今年11月に開催されたようです。センチュリーランは検索しても出てこないので開催されないのかもしれません。興味がある方は、来年11月のセンチュリーライドにエントリーしてみてください。


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