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💊私の病気と、家族との関係

こんにちは。ぱぴこです。

今回は、心(脳)の病気と家族との関係について書きたいと思います。


私は病気になってから、特に両親にはとってもとっても心配をかけてしまっています。父は単身赴任でそばにいないため、私の様子が見えない分不安でしょうし、母は父の分もと私のケアをしてくれています。

父はこちらから連絡しない限りはそっとしておいてくれて、母から私の様子を聞いてくれている。母は毎日「何食べたい?何なら食べられる?」「食べてくれて良かった嬉しい」と言って、私においしいご飯を作ってくれ、食べられたことに対して喜んでくれる。洗濯をしてくれる。しんどい時は受診の付き添いをしてくれる。家族は本当にありがたい存在です。

こういう病気になってからいくつもの病気に関する本や、実際の患者さんの動画配信、ブログ等をみましたが、「休職中も家族とのやりとりでストレスがたまる」「家族が早く社会復帰するように言ってくる」といったことをよくみました。

そういった家族の言動も、無理はないと思うんです。大体大人の場合は心療内科や精神科の受診はよほどのことがない限り患者本人一人で行くだろうし、家族は病気に関する”正しい”知識を身につけにくいと思うんです。(言葉はよくありませんが、世の中にはまだ精神疾患に対する偏見もあると思うんです・・・もちろん正しく理解し優しくして下さる方もいらっしゃいます。)

家族が「早く元気になってほしい」の一心で、本人を励ますつもりでかけた言葉が、本人にとっては「負担」「プレッシャー」「重圧」となり、それらに病気の症状である認知の歪みが加わることで、「家族の期待にも応えられない。自分は邪魔者だ。」と感じ病状が悪化してしまうのです。

しかし、私の場合はそういったことは全くありません。むしろ、支えにしかなっていません。

母は私と性格が似ているので、本来は病気や薬についてとことん調べたいタイプだと思います。ただ、「私が不安になるとぱぴこも不安になるから、私はぱぴことF先生(主治医」のことを聞いて病気のことを理解するようにするね」「話したくないときは言ってね」「無理しなくてゆっくりでいいよ」「生きているだけで丸儲けだよ」と言葉をかけてくれます。

私のうつ症状が本当にひどいときは、ささいなことで泣いてしまったり、自ら言葉を発することが難しい時もありました。そんな時は、母は一緒に泣いて慰めてくれました。

本当にありがとうの気持ちでいっぱいです。

こんないい歳にもなって、まだまだ家族の手を借りないと生きていけない私ですが、今は思う存分お世話になろうと思います。

そしてなるべく良い状態になって、父母へ感謝の気持ちを行動でお返ししていきたいです。

あ、あとは私には弟もいます。遠くにいて中々会えませんが、きっと病気について理解してくれていると思っています。優しい弟なので。^^


わんこのはちにも心から癒されています。


家族は大切ですが、病気になって改めて家族の大切を痛感しています。

自分で言うのもなんですが、優しくて素敵な家族がいてよかった。本当にありがとう。

そして今後日本でもっともっと精神疾患に対する偏見を減らして、皆が病気を”正しく”理解することが必要だと思います。

誤った認識があまりにも多いと思います。

私は「メンタル病んだ」「メンヘラ」という言葉が嫌いです。

病みたくて病んでいるわけではないし、弱さや甘えではないのです。脳の病気なのです。

そのあたりの知識を国民みんなが持って、精神疾患をもった人が暮らしやすい世の中になると良いです。(壮大すぎ)

あとはですね、私のことを支えてくれている彼氏(山田君(仮名))のことについてもいつか記事にしたいと思います。


ありがとうございました。

ぱぴこ

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