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#95 僕が愛してやまないハイボール

「ハイボールはお好きですか?」
どこかで聞いたことのあるキャッチコピーですが
今回の記事では、このハイボールとの出会いや、それにまつわるお話をしていきたいと思います。きっかけは先日、あるバーテンダーとの会話でした。彼が僕に好きなウイスキーの銘柄を尋ねた瞬間、僕は記憶を辿りました。「そういえば、僕のハイボールの原体験ってなんだろう?」と。そこで思いを巡らせながら、当時の思い出を振り返ってみたのです。
#最近よく昔のことを思い出す

僕は20歳の頃からバーテンダーの仕事を始めました。そして、僕が勤めていたバーの常連さんからウイスキーの知識を教えてもらったのです。彼は数々のウイスキーを僕に試させてくれました。当時は何も知らない僕にとって、【ジョニ黒】のハイボールはおそらく最初のハイボール体験だったと思います。その頃の僕はスコッチという言葉の意味さえ知りませんでした。「スコッチ」というウイスキーがあると思っていたほど、無知だったんです。
#当時は本当に素人同然

ちなみに、【ジョニ黒】とはジョニーウォーカーブラックの略称で、世界的に有名なスコッチウイスキーで、スコットランドで製造されています。これはブレンデッドウイスキーといわれており、40種以上のスコッチウイスキーをブレンドして作られています。ジョニー黒は12年以上樽で熟成され、ようやく世の中にリリースされます。ウイスキーは、ほんと気が遠くなるほどの時間と手間がかかる飲み物なんです。ジョニーウォーカーにはさまざまなシリーズがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。ジョニーウォーカーレッド、ジョニーウォーカーブルーなども有名ですが、ジョニーウォーカーブラックはその中でも特に人気がある銘柄となります。
#ジョニ黒

その後僕なりにウイスキーの勉強をしていくにつれて、ブレンデットウイスキーは数々のモルトを原料としていること、そしてそれぞれの蒸留所が独自のブランドでウイスキーを販売していることを知りました、そしてすっかりウイスキーの魅力にハマった僕はシングルモルトの勉強を始めました。ハイランドモルトの「グレンリベット」やアイラモルトの「ボウモア」を飲みながら、自分の味覚の基準を作ろうと試行錯誤しました。また、ウイスキーの本を読み漁り、とりわけ著名なウイスキー評論家の土屋守さんの本は読み込んだものです。
#著名なウイスキーの評論家

【完全版 シングルモルトスコッチ大全 】

さらに、バーに行ってはシングルモルトを飲みまくりました。それはもう、毎日が二日酔いの日々でした。そして、いつの日か、ハイボールについて考えるようになりました。グラスと氷、ウイスキー、炭酸。これだけの要素で様々な表現ができるハイボール。まるで作者のこだわりや哲学が宿る不思議な飲み物なんです。だから、僕もこだわりを持つようになりました。グラスにこだわり、天然の氷にこだわり、炭酸にこだわり、ウイスキーにこだわる。それぞれの要素がハイボールの味わいに影響を与えるんです。
#年齢の高い人はオールドパーがお好み

ハイボールは僕にとって、ただの飲み物ではありません。その一杯には僕の成長や思い出、そして多くの人々との交流が詰まっているんです。だからこそ、ユーモア溢れる楽しい話題でもあります。でも現在、僕はウイスキーの銘柄に全くと言っていいほどこだわりはありません。お店の店員さんにおまかせしているんです。店員さんが選ぶ銘柄には、その人なりの個性が表れていて面白いんですよ。お互いの好みや話題で盛り上がることもしばしばです。
#ハイボール好きと繋がりたい

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