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ペン字講座を始めようか

前回投稿した私なりの日本語を広める活動について、どうなっていくのか、タロットに聞いてみた。

ソードのナイト 正位置

「勢いのまま行きなさい。きっと上手くいくよ。」

タロットカードから後押ししてもらったので、早速、前々から気になっていたところのペン字講座の資料請求をした。

私は、5歳から高校1年まで、祖父に習字を教わっていた。
そこで使用していた教本が西脇呉石先生の字を受け継いでいるところのものだった。

西脇呉石先生の字は戦前の小学校の書き方教科書のお手本になったもので、どの字も形が美しく整い、柔らかなイメージだ。

毎週の習字のお稽古は嫌なときもあったけれど、西脇呉石先生の字は美しいなぁとお手本を眺めていたものだ。

なぜ今までペン字を受講しなかったのか。やはり、字を練習するのは筆という固定観念があり、筆ペン講座までは受けたが、ペン字を習うという考えが浮かばなかった。

しかし、筆ペン字が上達したところで、活躍の場面もあまりなく、いつも使ったり持ち歩くのはペン。そして、ペンで書くことが断然好きだと最近気付いた。子どもの連絡帳やら、会社のメモやら、カレンダーの予定記入など、ペンは大活躍だ。

ところで、私は、高校の時の選択授業で書道を選択した。いろいろな書道家の字を比べたり、真似して書いてみたりする授業だったが、その中で王羲之の字にとても惹かれた。

社会人になってからも、王羲之展を一人で見に行くほどなので、振り返ればかなり好きだった。

今回、ペン字の資料請求にあたり、西脇呉石先生のプロフィールを読む機会があった。なんとその中に呉石流のルーツは王羲之にあったということが記載されていた。

やはり、私の好きは一貫したものがあったのだと実感した。いつも自分の感性は自分を裏切ることが多く、不安や疑問があったが、これにはかなり励まされた。

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