見出し画像

怒りながら主張する我が子との生活

 小学一年生の娘は、産まれたときから反抗期と言えるほどの癇癪持ち。今でも時々怒りを抑えきれなくなり、暴れて泣き出す。

 今回は、もう既に長い時間テレビを観てるのにまだ少ししか観てないと怒りながら主張する彼女に、こちらもイライラしながら観るのを止めさせる。
 ここ数日続いていて疲れてうんざりした私は、今回も怒らないで主張する方法を教えた。
 「もっと観たいです」と普通に言う。観られるときはいいよと言うし、ダメなときはなぜダメか説明するから。怒って主張しても、普通に主張しても結果は変わらないよ。
 彼女も何か納得したようで落ち着いた。

 アドラー子育ての本からヒントをもらって、小さい頃からずっとやっている方法。怒る代わりにこうしてみて。私もいい気持ちになって、嬉しくなっちゃうよ。と伝える。
 彼女はただのワガママじゃない。伝え方がわからなくなり、困ってるだけ。

 次からはキレずに、どうだ!という顔で「おさるのジョージが観たいです!」と言えるようになった。子供は、記憶力がいいから納得すると忘れずに実践できる。
 どうだ!という顔をするので、忘れっぽい私はハッと気づき「できたね〜」と毎回出来たことを喜び合う。

 でも、この方法でいいのだろうけど、もし、私の導き方が間違っていたらと不安になる。
 だから、彼女にはいつも、「私が言うことが違うんじゃないかと思ったら必ず教えてね。」と言う。

 ありがたいことに、彼女は私が大好きで大好きでたまらないそう。私がもしも間違っていても、本人が疑問に思っても、私の言うことをきいてしまいそうだ。

 色々迷うけれど、今はこのやり方でいこうと思う。
 
 私は、いろいろな情報を取り入れ、偏った考えを持たないように成長していく。
 そして、彼女には、納得がいかなければ私に従う必要はないよ。自分の選択に自身を持って。ただ上手くいかなかったとき、人のせいにしないように。と伝えていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?