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ゲーム「真実の物語」とドラマ「新解釈:アフリカのお伽話」と。アフリカに対する二つの語り口。

アフリカの水事情について、ChatGptに尋ねてみた。

水のアクセスと不足: アフリカの多くの地域では、水へのアクセスが限られています。特に農村地域や貧しい都市地域では、水不足が深刻な問題となっています。また、地域的な干ばつや気候変動の影響も水不足を悪化させています。
衛生と健康: アフリカの多くの地域では、水の品質が低く、衛生基準が満たされていません。安全な飲料水へのアクセスが制限されているため、水による病気や感染症が広がっています。特に子供や高齢者が影響を受けやすいです。
農業と水利用: アフリカの経済の大部分が農業に依存しており、農業における水利用が重要です。しかし、灌漑施設の不足や効率の低さ、水資源の過剰利用などが問題となっています。持続可能な水利用の促進が求められています。
水の管理とインフラ: 水の管理とインフラ整備が十分でない地域もあります。適切な水の管理システムの欠如や老朽化したインフラが、水の効率的な利用を妨げています。政府や国際機関が、水の管理やインフラ整備による改善策を模索しています。
国際協力と持続可能な開発: アフリカの水問題に取り組むために、国際的な協力が必要です。持続可能な開発目標(SDGs)の一部として、水へのアクセス向上や水資源の持続可能な管理が取り組まれています。また、国内外の投資や技術移転も水事情の改善に貢献しています。

ChatGptから引用

NETFLIX独占配信のゲーム「真実の物語」は上記の通り、アフリカにおける水のアクセスと不足、衛生と健康、水の管理とインフラの困難を、ある女性が村から水源迄を往復してポリタンク1個分の水を一日がかりで運ぶさまを、タッチスワイプでキャラクターを右左に動かして、追体験するゲームだ。
テーマ性はともかくとして、面白いか?と言われると否、と答えるほかない。これならまだ、同じ素材をテーマにした映画やドキュメンタリーを見たほうが良い。
絶好の素材であるにもかかわらず、一番残念なのは、美術面。サバンナ、石積みの村々の住居、木陰など、背景がせっかく油絵タッチで描かれているにもかかわらず、キャラクターがどちらかといえば実写寄りで描かれていて、背景と浮いてしまっているところ。せっかくアフリカの大地を素材にしているのだから、熱気に合わせた「ゆらぎ」など、「動き」があれば未だよかったのだが。おかげで、せっかくのNetflix独占であるにもかかわらず、チープな印象を与えてしまっている。

案の定、クレジットを見ると、本作はたった6人だけで作られているという。人によっては、アドバイザー1人、デザイナー1人、プログラマー1人、音楽担当1人、スペシャルサンクスの2人の僅か6人で制作された「絶対無敵ライジンオー」を思い出すことだろう。


さて、良いところをあげるとすれば:本作の声優さんの淡々と感情を抑えつつも、子供や老人といった周囲への優しさを忘れない、厳しい大地に逞しく生きる女性としての語りは見事である、とフォローできる。
CVを務めるWakio Mzenge女史の出演履歴を見るとなかなか興味深くて。

  • 10年代からケニアを拠点に活動している、本職は女優。

  • 映画やテレビ、ジャンルを問わず多数出演している、スターではないにしても傍役には欠かせない、売れっ子。

  • 2023年にはNETFLIX独占のドラマ「African Folktales, Reimagined(和訳すれば「新解釈:アフリカのお伽話」)」のナレーターを務めている

とのこと。

日本人にとっては、もううんざりするほど知らされている(だからユニセフにも相応のお金を寄付している)貧困の事実よりも、新興国としての「African Folktales, Reimagined」のように、彼らの文化を映像でどう語るかに、はるかに関心があって。

ナイジェリア: ナイジェリアは「ナリウッド」として知られる映画産業で知られています。ナリウッドは、製作される映画の量において世界最大の映画産業の1つであり、年間に数百本以上の映画が製作されています。主に低予算で製作され、ハイパーダイナミックなストーリー、豊かな文化的要素、地元の俳優やクルーによって特徴付けられています。
南アフリカ: 南アフリカはアフリカ大陸で最も発展した映画産業の1つです。国内外で高い評価を受ける映画が多く製作され、国際的な映画祭や賞で注目を集めています。南アフリカの映画は、幅広いジャンルやテーマをカバーしており、高い技術水準と創造性が特徴です。
ケニア: ケニアの映画産業は近年急速に成長しており、新たな才能や技術が台頭しています。国内外の映画祭での賞を受賞した作品もあります。ケニアの映画は、しばしば地元の文化や社会問題を掘り下げた作品が特徴です。
ガーナ: ガーナの映画産業は、ナリウッドの影響を受けながらも独自の発展を遂げています。地元の俳優やクルーによって製作される映画が増えており、ガーナの映画産業は地域で注目されています。

「現在のアフリカの映画産業を主要国別に教えてください」とChatGptで質問した結果

それなりに日本人向けにも配信されているナリウッド(ナイジェリア映画)や南アフリカの映画同様に、ケニアやガーナの映画やドラマにも触れてみたい、と思うのが、NETFLIXユーザーとしての気持ちなのだが、

そういう作品に限って「おま国」なのが、しゃくの種だ。

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