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歩幅を広げるメリット

ウォーキング療法士の認定セミナーでもお伝えしている中之条研究。
5000人を20年間経過観察した貴重なデータです。
この中で、8,000歩以上そのうち大股早歩きを20分以上歩いていた人は生活習慣病などの有病率が低くなると報告されています。
そのため、ウォーキング療法士が開催している講習会でも、その方の無理のない範囲で少し大股で速歩をしていただくことが重要とお話ししています。
では、大股で歩くことでどのような効果があるのでしょうか?
本日は歩幅を広げるメリットについて調べてみました。


やはり大股であるくことが効果的

今回紹介する
歩幅の変化が歩行時の消費エネルギーと足底圧に与える影響
では

本研究の目的は,快適歩行時の歩幅を基準として,速度を一定に保ち歩幅を変化させた際のエネルギー消費量と足底圧の関係性を明らかにすることである.

(中略)

歩幅0%に対して歩幅20%とすることで有意に酸素摂取量の増加を認めた.足底圧は,踵のみ歩幅0%に対して歩幅−10%で足底圧が有意に減少した.

と報告されています。
つまり、歩幅を広げることでエネルギー代謝が増加し、血糖値のコントロールにつながることが予測されます。

まとめ

ウォーキングは気軽に始められる運動です。
しかし、しっかりと効果を得るために歩き方を気を付ける必要があります。
まずはいつもより歩幅を大きくして歩いてみましょう。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

ウォーキング療法士の詳細はこちらから
https://iairjapan.jp/wt/


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