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準備運動の重要性

ウォーキングで効果を得るためには、身体や脳に負荷を加えることが重要です。そのため、ウォーキングも運動強度として中強度で実施することが重要であると繰り返しお伝えしています。
その中強度のウォーキングをより効率的に実施するためには歩き方が重要です。しかし、そのほかにも重要なのが準備運動です。
ウォーキング前の準備運動がどのくらい大切なのか?
本日は準備運動について整理していきましょう。

準備運動の重要性

本日紹介する
準備運動の内容が「体つくり運動」を想定した主運動における身体活動強度に及ぼす影響
では

主運動のMETsの平均値をセット毎、条件別に示した。ランニングおよびラジオ体操で構成されたウォーミングアップの条件ではゲーム1セット目が4.9±1.0Mets、2セット目が5.2±1.1Metsであった。動的ストレッチの条件では、ゲーム1セット目が7.2±2.6Mets、2セット目が6.8±2.3Metsであった。1セット目では条件間において有意差が認められた。

(中略)

先行研究において、準備運動として動的ストレッチングは、最大筋力やパワーなど、運動のパフォーマンスを高める効果が報告されている

(中略)

本研究では、主運動として鬼ごっこ形式の運動を設定した場合、動的ストレッチングで構成された準備運動が身体活動を高める効果が高いことが示唆された

とされています。
つまり準備運動を実施することで、より強度をあげた運動が実施可能であると考えられます。
準備運動をすることで、しっかりと強度を上げたウォーキングが可能であり、より運動の効果が得られやすいと考えられます。

まとめ

ウォーキング療法士は国家医療資格である、理学療法士、作業療法士のみが習得できる資格です。その分、しっかりと根拠に基づいた説明が求められます。しっかりと根拠に基づいたご説明をし、その方々の安心をサポートしていきましょう。
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療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

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