春、上京した君へ送る歌3選
4月は新しい月。
桜が散る一つ一つが、上京するまでの旅路を表しているかのような感じがしますね。
みなさんは、どんな夢や目標を抱き、上京しましたか?
みんなそれぞれ、いろんな道があり、今に至ると思います。
今の初心を忘れずに、この瞬間を大事にしましょう。
過去の思い出となる、今この瞬間を忘れないためには。
それは、音楽です。
あの時の思い出を、当時聴いた曲を聴けば
まさにタイムスリップ。
いつでも時間は巻き戻しできますよ。
そんな、過去の思い出となる今を、最高の思い出にしましょう。
1.ALL OFF - My Life
2004年に結成された、ロックバンド。
彼らの楽曲はオルタナティブロック特有の激しいリズムと、強いメッセージ性を日本語歌詞で書いた楽曲が特徴的です。
2014年にリリースされたALL OFFのMY Lifeは、Bon Joviのits my lifeをイメージさせるリズムとなっています。
自分の夢と現実を体現している歌詞。
主人公は音楽で食っていく。その夢を実現するためには、やりたくない仕事もやらなければいけない。
顔見知りのお客さんに営業笑い。
世間一般的には底辺といわれてる仕事をこなしていく。
それでも、音楽という夢があるから。
やりたくなくても、世間的に低い地位でも、何を言われても
頑張れる。
それは、音楽で食っていく夢と希望があるから、私は夢を見続けるよ。
という音楽性が込められている作品です。
ALL OFFの楽曲には人生をテーマにした作品があります。
頑張ってきた時間は誰かがみている。
それをALL OFFが証明してくれる楽曲
「Never Give Up]
もおススメです。
2.くるり/東京
1998年に発表されたメジャーデビュー作品。
この曲は、アーティストがみなさんと夢を追いかけて不安定の中、書いた曲です。
いろんな感情がこみ上げる下積み時代。
何者かわからない低迷時代。
それでも前に夢へと向かうこの曲は、どこか春の訪れを感じます。
筆者がこの曲を知ったのは、2018年。当時20歳でした。
短大に在学中、優秀な成績を収めれば東京の本学に編入できるシステムがありました。惜しくも本学には入学できませんでしたが、、
そのテスト一週間前に、気晴らしに車(母が乗っていた軽のおさがり)で1時間半かけて釣りに行ったときの行き道で、ラジオから聞こえたのが「東京」です。
当時、桐谷健太が主催のラジオでたまたま流れました。
深夜3時、寝ないで行こう。
そう決めて母の心配を蹴ってエンジンをつけました。
25歳の今になって、あの時を振り返ると
母は、「暗闇の海を車1人で行くのを心配だった」
と言っていました。
当時の僕は、もう大学生感があり、
心配するなよって思ってました。
走行中のラジオから聞こえる
「東京というまちにでてきました。」
というイントロの歌詞が、上京の理想と希望を膨らませてくれました。
でも、今振り返ると、
「東京というまちで立ち止まっても、故郷の思い出を忘れずに
頑張れよ」
僕にはそんなメッセージがこの曲に感じます。
大ヒット漫画「モテキ」の実写映画でも使用された楽曲です!
この曲をきいて新生活を乗り切ろう!
3.東京哀歌/flumpool
2008年にメジャーデビューした4人組のロックバンド。代表曲の「君に届け」で有名なバンドから、「東京哀歌」を選曲します。
上京した当時の記憶や出来事を鮮明に歌詞として残されています。
覚悟をもって上京したものの、現実は厳しく、時に弱音を吐いてしまうことでしょう。また頑張ろうと思ってもその繰り返しの日々。なかなか夢に近づけない日々のなかで、どうしたらよいのかわからなくなることもあります。
大都会で孤独のなか、故郷の友達に用もなく連絡する。そんな人も多いのではないでしょうか。暖かくて友達もいる故郷のほうが自分に合ってるのかも。そんなことを考えては、上京した自分に嫌気がさしてしまう。すべては東京という街でうまくいかないことで。自分できめた道も東京のせいにしてしまう。
仕事やアルバイトをしてると、時間はすぐに過ぎてしまいます。気が付けば長い月日を無駄にしたことも。理想の自分は、現実とは正反対の自分。それでも胸をはって生きていくことを表しています。
解散危機やメンバーのダイエット、数々の困難を克服してきたflumpoolの下積み時代がこみ上げてくる曲でもあります。
新生活に幸あれ!!!!!
つらくなっても、たちどまっても
がんばろう。
頑張ることは、難しいけど、
少しだけ歩んだなら、それだけで大きな一歩
音楽はその助けをしてくれる存在です。
音楽を聴くことで、
そのアーティストの心を聞くことができるのかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?