MOS合格記【2024年4月】Microsoft Office Specialist(Microsoft 365 Apps)Excel Associate



勉強期間

1ヶ月(1時間/日)

使用テキスト

よくわかるマスター MOS Excel 365対策テキスト&問題集(FOM出版)

勉強前のExcel習熟度

  • 仕事でExcelやPCをよく使うため、操作感はつかんでいる。

  • ただし、定義されたマニュアル通りに使うだけなので
    使っていない機能に詳しくはない。

  • 関数の暗記はしていなかった。
    仕事で使う関数(COUNTなど片手で数えるくらいの種類)と、
    オートSUMのボタンがあるのは知っている。

  • フィル、フィルター、グラフ等の機能は知っていて使えるが、
    使っていない機能に詳しくはない
    (フィルの後、連続データの種類が選べることは今回初めて知った)

  • Excel VBAの基礎を学習したことがある。が、仕事では使っていない。

  • プライベートで日常的にExcelを使うことはない(月数回程度)

勉強方法

流れ

  1. テキストの「対策テキスト」部分は全く手を付けず

  2. まずテキストの「模擬試験」用ExcelファイルをPCにダウンロード
    ※諸事情あり、模擬試験対策プログラムが利用できなかった

  3. 模擬試験1の1プロジェクトだけを解く。
    間違えた問題は答えを見ながら一度操作する。

  4. そのあとは、答えを見ずに満点になるまで
    おなじプロジェクトを繰り返し解く
    (と言っても、2回もやれば満点が取れる。30分くらい)

  5. 手順4の達成後、次の1プロジェクトを満点になるまで繰り返し解く
    (と言っても、2回もやれば満点が取れる。30分くらい)

  6. 手順3~5を繰り返し、模擬試験1~5すべて満点が取れるまでやる

具体的なスケジュール

1日目:模擬試験1のプロジェクト1を満点までやる(30分)
2日目:模擬試験1のプロジェクト2を満点までやる(30分)
3日目:模擬試験1のプロジェクト1,2を連続して解く(30分)
4日目:模擬試験1のプロジェクト3を満点までやる
    +プロジェクト1~3を連続して解く(1時間)
5日目:模擬試験1のプロジェクト4を満点までやる
    +プロジェクト1~4を連続して解く(1時間)
6日目:模擬試験1のプロジェクト5を満点までやる
    +プロジェクト1~5を連続して解く(1時間)
7日目:模擬試験1のプロジェクト6を満点までやる
    +プロジェクト1~6を連続して解く(1時間)
8~14日目:上記の流れで模擬試験2も満点になるまで解く
     +模擬試験1の苦手プロジェクトを復習のため時々解く
15日目:模擬試験3のすべてのプロジェクトを通して解き、力試し(1時間)
    ☆この段階で、初見で9割正解できるようになり自信につながった
16~18日目:模擬試験1~3の間違えやすい問題を満点が取れるまで解く
19日目:模擬試験4のすべてのプロジェクトを通して解き、力試し
    ☆この段階で、初見でも30分かからず通しで解くことが出来た
20日目:模擬試験1~4の間違えやすい問題を満点が取れるまで解く
21日目:模擬試験5のすべてのプロジェクトを通して解き、力試し(1時間)
22日目~:模擬試験1~5の中からランダムのプロジェクトを1日3~6個ペースで解き、満点が取れることを確認する
 ランダムの方針…正解した回数が少ない(5回以下)プロジェクトを優先
 5回解き終わっている問題は、まず間違いなく満点が取れていたため。

試験結果

1000/1000の満点で合格。
試験時間は50分中30分以上を残し、見直しもしないまま終了。

注意点

  • 認定証は紙ではもらえずデジタル発行になるため、受験用のIDが必要。 IDは受験申込とは別で登録を済ませておく必要があるため、
    受験の注意事項をよく読んで実施しておくこと。
    受験必要物品は下記サイトが詳しいのでおすすめ

  • 領収書のもらい方が会場によって異なるため、要確認

  •  テキストは最新バージョンを調べてから買う
     試験概要は下記サイトが詳しいのでおすすめ

引用:FOM出版公式サイトより
2024/4現在は「365」と「2021」が同バージョン扱い。
タイトルに「365&2019」とあるテキストは内容が古く、
最新の試験内容が載っていないため注意。
  • 参考書、合格記、非公式ブログなどは「いつの情報か」を必ず確認する。
    紹介しているテキストや試験内容が古い可能性がある。
    もちろんこの合格記も2024年現在は最新情報だが、いつかは古くなる。

  •  自分の環境にダウンロード済みのExcelのバージョンが365でなくても
     (例えば2019でも)ある程度勉強は可能。
     ただし細かい表示が異なる場合があるため、
     なるべくバージョンはそろっていたほうが良い。
     たとえば、2019で「コメント」と呼ばれる機能は
     365(2021)では「メモ」という機能名になっている。

  • 機能や操作を覚えるのはもちろん、
    テストならではの癖も意識して慣れたほうがいい。
     ・ショートカットキーが使えない(右クリックは使えるがctrl+Cなどは不可)
     ・文字入力はデフォルトを全文消してから正しい文章を入力する
     ・グラフなどの選択を解除してから次の問題へ行く
    などのルールがあり、
    守らないと試験が途中で強制終了されることがあるらしい。
    慣れるには、FOM出版テキストの特典になっている
    模擬試験対策プログラムを使うのがおすすめ。
    本番さながらの画面で操作が出来て役に立つ。

  • テストのルールにしろ申し込みのルールにしろ、とにかくよく読むこと。これに尽きる。
    この記事が丁寧に読み切れる人ならきっと大丈夫。

合格してみて、思ったこと

FOM出版の模擬試験5回分を9割~満点取れればまず合格できる。
これは確実だと思う。

今回の勉強をしてみて、
「このタブには、こういう機能があるんだな」「文字やテーブルの書式やスタイルは、テンプレートがたくさんあるんだな」といった、
”いちから自分で作らなくていいExcel”を学べた感覚がある。

MOSは「取る意味がないくらい低難易度の資格」みたいなレビューも少なくないが、私は勉強してみてよかったと思う。
「ヘッダーにしろグラフにしろ、挿入するなら挿入タブ」
「テーブルやグラフは、専用のタブからいろいろな編集ができる」
「変わった文字装飾は、たいてい条件書式かセルのスタイルのテンプレートで作れる」
みたいな、”やりたいことを実現するために必要な、Excelのセンス”を得られる資格なんじゃないだろうか。

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