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しあわせに生きる基本はどこで作られると思いますか?家庭?地域?子どもたちはほとんどの時間を学校で過ごします。教室の影響はとても大きいのです。みなさんはどんな学校を自分の子に行かせたいですか?

「こんな学校に子どもを行かせたい」
「こんな学校を作りたい」
そんなことを考えたことはありますか?

そんなすごいことをやってる方々のお話を聞くイベントを準備しました。
あすキラLab vol.5 学校を創る。学びってなんだろう
2022/06/16 (木) 19:30 - 21:00

私は若い頃には、そんな思いはなかったんですね。学校って、どれもそんなに違うとは知らなかったから。そして、学校が個人で作ることができるなんて知りもしなかった。私立の学校や幼稚園は周りにありましたが、それらがなんでできたか、なんて考えたこともなかったですね。地方と都会の違いか、親の考え方の違いか、私の富山での子ども時代には余程のことがない限り、子どもの学校教育を考える過程は多くなかった。そもそも高校以降にしか学校選びの選択肢がないからそんなものだろう。時代も違うが、姪の話を聞いても、そう大きく変わっているようには聞こえなかった。

そんな中、地方に特色のある学校がどんどんできている。インターナショナルスクール、IB校、生きる力をつけるためのフリースクール。インターナショナルスクール同等のフリースクールも増えているので、日本も民間が本腰を入れて教育改革に乗り出した。そんな兆しのこの数年ではないだろうか。

「しあわせに生きる」なんて目標を子どもたちに話す親や学校はまだまだ少ない気がする。生きることに目標を持つなんて、高校・大学受験や就職・転職・結婚等のライフイベントの時だけ考えることが多かったのではないだろうか。ところが、その日本的な考え方がどうもおかしい、と気づいた人たちが学校やフリースクールや、インターナショナルスクールを作る。作ることを検討して、最終的には学校作りをやめた話もいくか聞いています。それよりも現在に最適な、新たな学校作りとは違うことに力を振り向けたり、時期をおいて数年後に学校を設立したなど、検討された方々の立ち位置で行動をしている。その結果に子どもたちの未来がある。私自身もある地域に英語イマージョンの学校を作りたいと思っている。

少し行動してみた結果がコレ。
・「ミーティングは顔を合わせてしかできない」(コロナなのに)
・「少子化だから学校はいらない」(いや、日本に新しい学校がいっぱいできているでしょ?)
・「公立の学校を増やす予定はない」(変えてもいいんですよ、運営を)、「英語(で学ぶ)の学校はいらない」(何を根拠に?)、、、
みたいな会話を最後に挫折。一旦別のことをしながら、機会を見つけようと考えている。

今回のお二人のお話は本当に驚きしかなかった。YBS横須賀バイリンガルスクール代表の井上芙美さんは様々な思いがけない困難を乗り越えながら横須賀市の米軍基地の真横にある神奈川歯科大学の校舎を借りてスクール経営中。YBSは9割が米軍ベースの子どもたちで、そこに日本人の子どもたちが混じり幼少期から小学校までを過ごす。現地見学の際には少人数で子どもたちがのびのびと学んでいる姿や、気軽に私たちに声がけをしてくれる陽気さに驚いた。またManai 財団ファウンダーの野村竜一さんは2015年から新しい学校設立のために奔走したが「いま学校と呼ばれるもの」を作ることを、 ”学校”とは違うかたちの教育機関の開設に振り向けた。今学校と呼ばれているものを本来の学校に変えていきたい、と私自身も話を聞きながら思った。

本当にたくさんの学校が日本にはできてる。しかし、ほとんどが私立なため、そこには成功や失敗の共有、励まし合ったり、しなくても良かった失敗を回避する仕組みがない。私にはそんな大それたことはできないが、何人かの学校を作っている人、作りたい人、改革したい方々には、お二人のこれまでの行動が必ず役に立つだろうと思いお声がけをした。

なのでたくさんの方に参加していただいて、ぜひお二人から学んでいただきたい。未来の子供達の学校のために。



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