チームとしての初授業は隠岐の島!島根県の離島の町立都万(つま)中学校で行いました。感動。チームで泣きそうになりました。
※校長の渡部先生がblogに書いてくださいました!※
title:第1回人権講演会 都万ー東京オンラインで「しあわせ」について考えました
今日は七夕。彦星はつま中の皆さん、私たちは織り姫かしら?おっと、ここで早速ジェンダーを分けてはいけないのかも!?もしかしたら、オリヒメもヒコボシも同性かもしれませんね!
さて、私たちはslackでやりとりをしています。
■都万(つま)中学校(島根県隠岐・公立) 185件(2021/7/7現在)
これはスレッドタイトル。今日はこの学校で授業をしました。チームとして初めての授業でした。このスレッドで幾つのやりとりがあったかというと、185件。自分たちでやりとりをしながら、校長先生とは、facebookのチャットとメール、そしてzoomでのミーティングを行って今日を迎えました。(余談ですが、振り返りzoom会議は週末に行います。まだまだスレッドのやりとりは増えそうです。)
授業のタイトルは「しあわせってなに? 」。私が昨年(コロナの中!)半年間留学したデンマークのお話が題材です。学校として人権にまつわる授業でした。
中学1年から3年生までで約30人というこじんまりとした学校。活発な意見が出るのか、それともみんななかなか話をしないのか、この授業は初めてだったこともあり、少しハラハラしました。私も時間を測りながら、何度となくリハーサルもしました。昨日はチームメンバーとのリハ。(実はこれが一番緊張したかもしれません。)
30分の講義の後、20分のワークショップ。中学生のみんなに、今日聞いた話が定着するように、考えるきっかけになるように、日本って世界のうちの一部で今住んでいるところはさらにその一部なんだよ、ということを知ってもらいたかった。
ワークショップの内容はこちら!(ネタバレになるかもしれませんが、子どもたちには言わないでくださいね、大人のみなさま!)
さてさて、どんな答えが飛び出したかな?3学年の生徒を混ぜたグループを作ってもらいました。誰がリーダになって、誰が発表したのかな?そんなことも楽しみでした。
座学の中にも考える箇所あり、クイズありで生徒たちはなかなかドキドキしていたかもしれません。例えばこんなクイズがあったり!なんだと思いますか?
こんなのも!
実際に私が体験したこと、見て驚いたことを題材に、答えのない問いをみんなで考えながら授業は進みました。また、ご自宅から参加のご家庭もありました。
私たちの心配をよそに、子どもたちはとても活発で、それを見ていて、「もしかしたら、都会より島根の離島の方が子どもたちが活発かも!?」と思ったほどでした。
参加いただいた保護者の方からもメッセージをいただきました。「子どもたちがどう思ったかも重要だし、何よりも自分が関心を持っていきたい」という内容でした。本当に嬉しいひと時でした。
私たちは今後の授業を通して、学校と私たちだけでなく、関わる方々にも一緒に考え、子どもたちと一緒に地域や未来を担ってい消そうだと確信をした瞬間でもありました。
子どもたちの様子はこちら。ワークショップではみんなが手をあげて、どんどん前に出てきてくれました。
やっぱりワクワク、ソワソワ、ウキウキしながら仕事をするのは私もとっても嬉しかったし、楽しかった。これからも子どもたちと一緒に、もっとワクワク、ドキドキしていきたいな、と心から思いました。
島根県隠岐の島町立都万中学校の生徒のみなさん、先生方、保護者のみなさま、今日はありがとうございました。これからも、一緒に、楽しみながら日本と世界を変えていきましょうね!
【追記】
本日、子どもたちの振り返りシートを見せていただきました。たくさんの子供たちの驚きも嬉しかったのですが、私が何より嬉しかったのは、「デンマークにいってみたくなった、海外に行きたくなった」という声がとても多かったことでした。思わないと、次の一歩にはつながらないから。とても嬉しいひと時でした。
今日かぶった帽子はこちら!
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