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Vol.4 アイツ変態なんだぞ!そんな奴にお前が劣るのか?

こんにちは
AKIHIROです

VOL.1の記事で述べたこと
俺が今回このようなブログを書こうと思った理由
それは、世の中には本来は考えなくてもいいようなことを考え過ぎている人が余りに多すぎるんじゃないかということ
偉い人がこう言っていた、凄い人が、名声がある人が、テレビでそう言っていた、本に書いてあった、統計的に、などなど…
そのような自分以外のもの
他者の意見や誰かの考え方を優先し、自分を後回し、蔑ろにしている人が実に多いのではないかなと思ったからでした。

これは以前、もう20年以上も前のことですが、俺はある時、東京で某人物(今やとんでもなく超大物として活動しているフィクサー)の運転手をしたことがありました。

その人物との出会いは、俺があるレストランへホールのアルバイトとして入店したところから始まりました
入店後数日が経過した時のこと
その店のオーナーがやってきては、俺の履歴書を元に、君はレーサーなのか?と
じゃあ、運転には自信があるんだな?
だったら、明日からホールの仕事ではなく俺の運転手をしてくれ!
突然そのようなことを言ってきました。

福岡から東京へ出てきて半年余り
勿論上京後はすぐに自分で車を持てる訳はなく、電車や地下鉄、バスのみの移動しかしたことがなかった東京
地理も全くわからない
ましてや、当時会社を13社も経営し、政財界のトップと日常的に親交のあるような人物を後席に乗せて、自分がそのような運転手になるということはとんでもなく大きなプレッシャー
最初の方は毎日が緊張の嵐の連続で、あぁ…これならレストランのホールで働いていたほうがよっぽど気が楽だなぁ…と思ったものでした。

その後、朝から晩までというほどにその人(ここでは会長と呼ぶ)の運転手として会長と一緒にいた俺は、時間と共に次第に会長とも打ち解けていき、最終的にはアキ坊と呼ばれるまでに可愛がってもらえるような関係へとなっていきました。

それは運転手をし始めて1か月ほどが経過した時のことでした。

ある時に迎えにいったホテルで乗せた客人は、誰もが知っているという程の有名な大物政治家でした。

普段から会長自身も普通では無い威圧感、この人ただモノじゃないというオーラを解き放っている人ですが、その時に載せた客人もそれに匹敵する程の威圧感、ただならぬ存在感を醸し出していました。

連日、何処かの大企業の会長、社長、大物政治家、官僚、、、
ちょっと普通ではなかなか会うことのないような人物を乗せている中でも、一際異彩を解き放っていたAという人物

その日は終始、何故か自分でもわからないくらいにAの存在に気を取られては、会長に言われていた道は間違えるわ、信号で停止する時はカクカクなるわで、あぁ、これは絶対に後で会長からやかましく言わるなーと覚悟するほどでした。

その後、Aを自宅まで送り届け、会長がAに挨拶をして別れ、再び車の後席に乗ってきてからのひとことは案の定、開口すぐに、お前なにやってんだ今日の運転は?というものでした。

今日は今まで1番に運転がヘタ過ぎる
道は間違えるし、止まり方はヘタだし、お前一体今日はどうしてそこまで緊張してたんだ?

俺は正直にその日に自分が何を、どう思ったのかを告げました。

「だってあの人、誰もが知っているというほどの大物中の大物、凄い人じゃないですか…。すいません、今日は会長に言われるまでもなく、あぁ、自分は緊張してるなーって分かったし、完全にA氏に飲まれてしまいました…」と

会長は俺の弁明を聴くと、その後こう言ってきました。

『凄い人? お前にとってはアレは凄い奴なのか?』

「そりゃあそうですよ…。 これまでにもテレビでも観たことがあるし、あの人のことは政治とかに疎い人でも大体は知っているという凄い人じゃないですか?」

『だからそれがお前にとっては凄い奴になるのか?
そういう奴だから、だからお前が自分を見失う程に緊張しなければならない程に、アイツはお前より上で、お前は奴の下となるのか?』

「すいません、今の会長の言っている上とか下とかまでは考えてはないけど、でも、その言葉のとおりに言えば、僕があの人の上であるはずはない
そういう意味では僕の方が下、あの人の方が上
そこはそうじゃないなかなーって思いますけど」

俺がそのように答えた時、会長はそこだけは少し怒ったというか、力強い口調でこういう風に言いました。

『そんな考えは今日で終わりにしろ! あんな奴にお前がそのようなことを思う必要はない!
あのなー、じゃあ、お前がそういうのを自分の中から払拭できるように面白いことを教えてやるよ
あいつなー、実はなー、夜な夜な若い男を抱いてるようなヤローなんだぞ
なぁ、表向きにはああいうふうに偉そうぶって威厳ある人物を演じているが、裏を返してみればやっていることはそういうことだったり、金の問題だって汚れまくっているとんでもない男なんだよ
なぁ、じゃあ、そういうのを俺から聞いたら、今お前はそれでもアイツは凄い奴で、お前はアイツに劣っている、アイツには敵わないって思うのか?』

俺は会長にそう言われ、驚きと同時に、自分の中でそれを必死にうけとめようとしました。

会長は続けて、この機会にという感じでこれまでに会ったいろいろな重鎮たちの裏話しを暴露し始めました。

『なぁ、覚えてるか? 先週乗せたBという奴がいただろう? (某上場一部企業社長)
あいつもなー、そういう意味ではAに負けてなくて、夜な夜なコトをやってる時は、驚くような性癖があるんだよ』

「Bさん、覚えてますよ? そうなんですか? それってどんな性癖ですか?」

『アイツな、あんなイカつい男のくせに、女の前ではママーって、僕ちゃんねーって、そういう風な性癖、赤ちゃんプレーっていうのか知らんが、そういうのが大好きな奴なんだよ』

「そっ、そうなんですか…? あんな立派に見える、あのBさんが…」

『あぁ、人は見かけによらないっていうが、さっきのAも、Bも、まだこれまでに俺が連れてきた奴、CはSMプレーの愛好家で実はドMな男だし、そういう風にこれまでお前が見てきた奴らの中には変態やおかしな奴ら、金や権力に汚れまくっている奴らがいっぱいいるんだよ
正直言って、俺から言わせりゃほとんどが皆んなちょっと普通じゃないような奴らばかりだな』

会長はその時は他にも数人の名前を上げ、それぞれがどういうことをやっているかなどを事細かく話してくれました。

家に帰り、その日に会長から言われたことをいろいろと回想しながら考えました。

『なんだかんだ言っても、この世の中は変態やおかしな奴、裏で悪いこと汚いことをやっていて、そういうのをやっているにも関わらず俺は偉いんだ!凄いんだ!
地位も名誉も金も兼ね備なわっているしって、そういう奴でいっぱいなんだよ
なぁ、ただな、今日俺からこういう話を聞いてしまったお前は、明日からはきっと違う考え方を持てるんじゃないかな?って思うんだよ
なんか偉そうぶって、威厳あって、ちょっと近寄りがたかったり、この人凄そうと思ったとしても、俺が今言ったみたいに、どうせどいつもこいつもこの世の中っていうのはその程度なんだってこと
この世の中には神みたいな、聖人君子みたいな奴はいないんだから、それがどのような相手でもお前が誰かを崇めたり、ひれ伏すようなことをする必要はない!っていうことだ
でな、もしもそれでも何かの時に、あぁ…飲まれそうだなって思った時は、あぁ、前に会長が言ってたなって思い出して、もしかしてこいつも変態や、ここまで上り詰めてきた間に悪いこといっぱいやってきた奴なんだなーって勝手に思えばいいんだよ!』

そう、それが、

その時に会長から言われたその言葉こそが、その後の自分、俺が今の自分というものを作っている元となるものへとなっていきました。

これは次のブログ、VOL.5で話しする予定ですが、本来は俺たちはそれが誰であっても崇める必要も、ひれ伏す必要も、誰かが上で、自分が下などと思う必要は全くないということ。

次回はそれを再びアシュタールに登場してもらい、アシュタール流の言い回しで、わかりやすく語ってもらう流れにしていこうと思います。

正直、今回の話も聞き方によっては賛否両論、それはあなたの偏った考え方、捉え方じゃないの?と突っ込まれる内容なのかも知れませんが、

前からもお話ししているように、俺はこのブログではただ自分が思ったことをたんたんと綴っていく、

それだけですので、考え方が気に障ったり、不快に思う方は離れてもらって結構

そう思います。

あなたが俺のことを好きなら俺も好き

あなたが俺のことを嫌いなら俺も嫌い

ここもとってもシンプルです😙

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