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空気を読むとはなんなのか。

「空気を読む」

その場を俯瞰的に見て、今どういう状況かを把握し、適した行動をすること。

これは私がとらえている意味。

できるだけ自分のことだけでなく、周りのことを見て、発言や行動に配慮したい。

でも、これは理不尽なことを我慢するとは違う。

KY(空気読めない)という言葉が蔓延した頃から、「空気を読む」の意味は変わり、もはやただの同調するだけのものになってる気がする。

本来なら、その場に必要であれば少数意見であれど発言できるはずだし、おかしいと思った「おかしくないですか?」といったっていいはず。

多数派に同調しないものはKY。

なんじゃそれ。

もはや、空気を読む力なんぞ、なんの役にも立たないじゃないか。

世の中に本来の意味をなくしてしまった言葉はたくさんあるけれど、「空気を読む」も仲間入りしてたんだ。

子どもたちには正しい理解をしてほしいけど、世の中でそう使われるならば、「空気を読む力」を違う言葉で教えなきゃ。

けっこう好きな言葉なんだけどな。
「空気」

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